11/05/03 10:49:52.86 yn0FKh8d
4-2 貴忍麗破ver.(恵美破)
頬がほんのり染まり、身体を縛る糸の感触が一層感じられる。そればかりか、
秘奥も、じんわり蕩け、淫靡な熱を帯び始めている。
(ど、どうして…… 凄く高揚してる……)
何時しか自分を麗破に摩り替えて、倒錯の激しい昂ぶりを覚えていることに
否が応でも気づかされる。
(そんな…… わたし…… 麗破が酷い目に遭わされているのに……)
(こんなに欲情するなんて……)
「だ……だめ…… もう……我慢できない……」
(辱められ、悶えまくる麗破を見て…… わたし……わたし…… 感じてる……)
「ん…… あ、あっ、あっ! あうっ!
あっ、そ、そこは、そこっ! あああああっ……」
麗破が悲しい絶頂を迎えたとき、恵美破も小刻みに腰を蠢かし、アンダーショーツ
を濡らしてしまう。
(いく……)
ほの甘い感触が腰全体に広がり、じんわりと溢れ出す。薄布一枚を隔てた内部から
熱い雫が滲む。予兆が溢れ出る。漏れ出してしまう感覚。込み上げてくるものを
止めることができない。腰の力が緩み…… そして、太腿の内側に温もりが広がる。
陵辱の麗破を目の当たりにして、被虐の官能に浸った恵美破。恵美破の前で貶められ、
辱められ、惨めに晒される麗破。陰湿な歓びが吹き零れ、憧憬と甘美と恍惚に波立ち
ながら恵美破を包む。領元から込み上げる嗜虐の喜悦に充ち満ちて、胸が張り裂けて
しまいそう。
もっと…… そう、もっと……
end