08/08/03 00:11:41 vS2oLWAs
やや遅レスですが…。
>>71は、千葉泰樹監督作『二人の息子』(昭和36年)
URLリンク(www.jmdb.ne.jp)
>>71さんが書いている、卵うんぬんというのは、貧しい加山雄三一家が
鍋物を食べる時に、卵を落して割ってしまい、もったいないので、それを
葉書ですくって食べる、というシーンの事だと思われます。
本作は、東宝作品には珍しく、格差社会の現実を、これでもか!といわんばかりに
描く、苦々しい秀作です。
あと、>>111は、上記の『二人の息子』の脚本を手がけた松山善三監督作
『六條ゆきやま紬』(昭和40年)
URLリンク(www.jmdb.ne.jp)
こちらは、封建的な地方の旧家で、芸者あがりで差別され、最後は家を
追い出されてしまう主人公を高峰秀子が演じており、猟銃を撃って暴れる
猟師の男の役は、小林桂樹です。
2本共に、残念ながらDVD化されておらず(『六條ゆきやま紬』は、以前に
ビデオ化されていました)、都内の名画座でもあまり上映されません(3~4年
に1回ぐらい)。しかしながら、2本とも秀作であり(かなりやりきれない
内容ですが)、観る機会があったらおススメします。