【七人の侍】橋本忍の脚本は、傑作の森!【幻の湖】at RMOVIE
【七人の侍】橋本忍の脚本は、傑作の森!【幻の湖】 - 暇つぶし2ch179:この子の名無しのお祝いに
06/10/05 22:54:35 alUXHWU9
>>177
元々、石井は自分でホンを書けることもあり、一旦は脚本家と決定稿を上げてインしても、撮影
中に勝手に監督直しをしてしまうので脚本家とは仲が悪いことが多かった。
「現代任侠史」では撮影の古谷伸とも揉めたはず。

180:この子の名無しのお祝いに
06/10/05 22:56:34 alUXHWU9
>>178
あれを読むと橋本が悪い印象になるよね。つまりは初めから合わない人
たちだったのでしょう。

181:この子の名無しのお祝いに
06/10/05 23:27:52 MQm418Ca
橋本はちょうどそのころ自分で映画を製作できるようになってきていたから、
余計監督にいじられたりするのを我慢する気にはなれなかったのだろう。

輝男の方は、清水宏、成瀬巳喜男の助監督で、
監督至上主義をたたき込まれている上に、
「網走番外地」シリーズで黒澤映画を上回る興行成績を上げているので、
相手が橋本と言えども、そう簡単に譲ることはないし。

182:この子の名無しのお祝いに
06/10/06 01:27:31 JT7Dtjiq
小津はセリフ回しを少し変えるときだけでも、撮影所から共同脚本家の野田に電話で
了解を取っていたらしい。

183:この子の名無しのお祝いに
06/10/06 09:01:55 BoHrz8VF
そも少しも「てにをは」や語尾くらいだとか。

184:この子の名無しのお祝いに
06/10/07 22:23:33 WA2Bv+IW
「幻の湖」こそ、石井輝男に任せるべき作品だったと思うw

185:この子の名無しのお祝いに
06/10/07 23:06:50 eL5wGl1B
>>179,181
邦画(日本だけじゃないかもしれないが)は脚本通りに撮るほうが珍しいでしょ
三池が「脚本は多少ルーズなほうが発想が広がる」と言ってたけど多くの監督の本心じゃないかな
現場でアイディアが閃いたとか役者に喋らせて動かしてみたら違和感を感じるとか
橋田壽賀子なんかは現場でいじられるのが嫌でテレビにいったらしいし
笠原和夫も「昭和の劇」なんかを読むとかなり現場でいじられているしね


186:この子の名無しのお祝いに
06/10/09 03:30:34 SbMo8gd7
>>178
石井の「橋本さんはやくざがわかってない」と評は当たってるだろうな。
「生きる」の宮口精二演じる組長、ありゃ何だwって感じだったからな。

187:186
06/10/09 03:35:12 SbMo8gd7
「現代任侠史」も石井が現場で相当直したから、健さん以下みんなまともなやくざキャラになったんだと思う。
(安藤昇のようなホンモノも出てたが)

188:この子の名無しのお祝いに
06/10/09 13:11:12 RDud3Qs7
石井の「顔役」観るとやくざが分かるとはとうてい思えないが、
橋本忍との比較なら、まあ分かる部類だろうな。

189:この子の名無しのお祝いに
06/10/09 13:28:45 F/4Hb2lk
この人の監督デビュー作「私は貝になりたい」
やっぱり何度観てもいいわ。
フランキーが死刑だと分かって、面会に来た新珠三千代のシーンがすごく
いいんだけど…。
確か新珠三千代はこの作品でブルーリボンの助演女優賞を取ったはず。

190:この子の名無しのお祝いに
06/10/09 21:18:10 Hbe3q0N+
DVDで出ないかなぁ(´・ω・`)

191:この子の名無しのお祝いに
06/10/10 00:44:44 rO+9dj1l
>>190
何の??

192:この子の名無しのお祝いに
06/10/10 01:02:58 5Ggw+wrA
>>191
私は貝になりたいです。見たことないので。

193:この子の名無しのお祝いに
06/10/11 21:28:29 f+8NhHx9
>>186
「生きる」の宮口精二はたしかに笑えるが、
あれは橋本じゃなくて現場の黒澤の責任だろ。

194:この子の名無しのお祝いに
06/10/12 04:05:20 +Cnc7Bwh
宮口の場合は本人の責任の場合も…
微妙な隙が味を醸し出している人だから。

195:この子の名無しのお祝いに
06/10/14 02:28:46 lXRWbdeq
橋本忍記念館て遠出してでも行く価値ありますか?
何か氏の関連商品みたいなもの売ってます?
行った方いましたら教えてくらさい。

196:この子の名無しのお祝いに
06/10/15 18:26:36 erHkoLPA
脚本家・橋本忍の世界という本を購入して読んだが、こりゃあとんでもない駄本だな。
橋本忍信者なのかなんなのか知らんが黒澤を貶しすぎ。両者が好きな俺としてはムカムカしたぜ!
一緒に買った複眼の映像読もっと・・・。

197:この子の名無しのお祝いに
06/10/17 14:26:55 bUQZCmeR
津雲の津は大津の津。雲は空の雲でござる。

198:この子の名無しのお祝いに
06/10/23 15:16:38 ZJNuo48T
日本映画専門チャンネルでやってた「南の風と波」めちゃおもろかった。
正直期待してなかったけど監督としての実力もあるね!

199:怪獣きちがい
06/10/23 21:05:38 cUsGlJhV
日本映画大好きで、特に映画では「七人の侍」が世界最高と思っていたわたしにとって、はずかしい話「幻の湖」の情報を今日まで何も知らなかった。
橋本忍の原作脚本監督作品。1982年度作品。
『とすると「八甲田山」直後の作品か、これは観なくては!』と日本映画専門チャンネルでお昼に放映してたのを本日観ました。
とはいえ、あまり期待して観た訳ではない。もし名作なら、あらゆるメディアで語られていたはずなのに、今までその噂を聞いた事がない。
この長い作品を見終わって『なんか、専門学校の学生が個人の思い込み満載で撮った自主制作映画みたいだ」という感想。
もちろん、学生映画であんな大物俳優達は使えないし、莫大な製作費がかかってそうな時代劇セット、特撮、美術、スタッフ、などは使えない。
「あそこは変だな」というような疑問の残るシーンがたくさんあった。奇妙な映画だと思い、また仕事に戻ったが、どうも釈然としない。そこで戯れにネットで検索してみたら事情が分かって来た。
『東宝の50周年記念超大作だったが、客足が伸びず、公開から一週間で打ち切り。無かったことにしょうと封印された映画。以後、テレビ放映も皆無、名画座のレイトショー等でしか観られない、文字通り「幻の」作品。』
ところが、後年一部で人気が出た。突っ込みどころ満載で、その辺が受けて、いわゆるカルト映画的に見るファンも多いとか。しかし、とにかく全体的に評価はあまり良くない。
しかし、不思議な魅力の映画です。少なくともこの作品に嫌悪感はない。また観直してみたい。
知ってますか?当時製作された他の映画、たとえ客が沢山入って興行成績が良い映画で、それなりの評価を得たとしても、品のない駄作映画がいかに多かった事か、と今にして思う、、、

200:この子の名無しのお祝いに
06/10/24 01:13:21 tBWZG/sX
>>199
最強の邦画・七人の侍の脚本を担当した橋本忍。
「脚本の教科書」とまで言われる超名作・切腹を書いた橋本忍。
「原作より良い」と、原作者を唸らせた傑作・砂の器を脚色した橋本忍。
名作・私は貝になりたいの脚本&監督でもある橋本忍。
カルト的人気を誇る迷作・幻の湖の脚本&監督でもある橋本忍。

色んな意味で幅広いw この人は世界最高の脚本家と言ってもいいと思う。

201:この子の名無しのお祝いに
06/10/24 01:17:45 6ONZTeoM
>>200
最近はこんな活躍も
URLリンク(www.yorutomo.net)

202:この子の名無しのお祝いに
06/10/24 22:13:44 p5O0p7jc
琵琶湖の上に笛置いても、自由落下で、最後は落ちちゃうんじゃないの?

203:この子の名無しのお祝いに
06/10/24 22:22:40 f9cnErNv
仮に静止軌道に置いたとしても地球や月の引力でいずれは落下してしまう。
まぁ、日本史と同じぐらい物理学の知識に乏しい爺の脚本に文句をいっても仕方がない。

204:この子の名無しのお祝いに
06/10/26 01:15:51 +Ot00QFf
>>198
「南の波と風」確かにいい作品ではある。
でも、突然、西村晃や夏木の乗った船が遭難して結局、死んだことになって
葬式して……。
結局、あの作品は夫や恋人を失った新珠や星が吹っ切れて
女の生きる強さを描いた映画のように感じた。
俺的には釜足のとぼけた演技や飯田蝶子のおばぁちゃんがよかったように
思う。それに新珠三千代はひどくブスのように思えた。
あの人は和服も似合って、それに庶民の役もこなせて…。
今時、あんな女優っていないよな?
俺が見た限りでは小雪が最も近いかな?と思う程度。

205:この子の名無しのお祝いに
06/10/26 01:17:19 +Ot00QFf
>>204
「南の風と波」間違えた。

206:この子の名無しのお祝いに
06/10/26 20:35:33 141Aq5Uf
>>202
>>203
ラグランジュ点に置けば良い

207:この子の名無しのお祝いに
06/10/27 01:42:04 PG5MhPgf
>>203

 >日本史と同じぐらい物理学の知識に乏しい爺

時代物は得意分野だろう?

208:この子の名無しのお祝いに
06/10/27 02:26:48 eArpN1DA
>ラグランジュ点に置けば良い
結局、地球は自転するから琵琶湖の上に置いたことにはならないかと。
>時代物は得意分野だろう?
チャンバラに日本史知識は不要だからね。

209:この子の名無しのお祝いに
06/10/28 01:40:25 KSfs1XMq
時代物が史実に忠実だと思っている馬鹿発見!!!

210:この子の名無しのお祝いに
06/10/28 04:09:26 LHmKsc29
だいたいそんなこと言ってたら「切腹」なんてもともと無茶苦茶な話だろ。

211:この子の名無しのお祝いに
06/10/28 07:33:34 J2csVidW
「切腹」は原作の脚色だぞ。
原作読んだか?

212:この子の名無しのお祝いに
06/10/28 07:47:35 cz996k04
原作がむちゃくちゃ

213:この子の名無しのお祝いに
06/10/28 15:49:24 AUTIv93h
私は「幻の湖」を公開初日に千代田劇場へ観にいった男です。
当時は口が裂けても人には恥ずかしくて言えない雰囲気でしたが、
今では自慢にさえなっちゃています。良い時代になりました。


214:sage
06/10/28 17:22:32 h+DmdCQz
>>213
パンフは持ってます?
自由が丘武蔵野館で上映された時、パンフのコピーを一部100円くらいで販売してて、
買っちゃいました。www

215:この子の名無しのお祝いに
06/10/31 05:39:37 3ZV6jkiL
3年くらい前かな、幻の湖のパンフレット通販で売ってたから買った
中途半端にカルト映画の事情知ってる古本屋なんかは値段ふっかけてるけど
そこは普通に在庫扱いだったので格安で手に入れた


216:この子の名無しのお祝いに
06/11/30 19:49:14 6u3tYmcK
>>178
プロデューサーの俊藤浩滋はヤクザ映画のこと知らない人間に書かせて、
異色の物を作るのがねらいだったみたい。

217:この子の名無しのお祝いに
06/12/01 23:14:55 FnRlZu+e
共同執筆だが、橋本忍は「生きものの記録」が好き。
ラストの病院での三船のセリフが恐ろしかった。

218:この子の名無しのお祝いに
06/12/05 22:41:20 uEZAqZNj
生きものの記録は私も好きだ。
橋本氏自身は失敗作と言ってるけど。

219:この子の名無しのお祝いに
06/12/07 12:26:24 3sEAM61y
遅ればせながら「複眼の映像」を読んだが面白かった。
内容は先日のCSインタビューと被っているところが多かったけど、
読みどころ満載だった。

特に野村芳太郎が出てくるところが面白い。さすが脚本家の本だけあって、
チョイ役にインパクトを与える技巧をよく分かっている。
野村芳太郎の黒沢にとっての橋本忍のコメントは、かなりインパクト大。

それと橋本が言うほど影武者は駄作ではないと思ったけど。
確かに脚本家から見たらストーリーは破綻しているかもしれないけど、
それ以外の部分で見るべきところは、いくらでもあった。
ただし、野村が言うとおりのことになっていたら、影武者ももっと面白く
なった可能性はあるけど。

220:この子の名無しのお祝いに
06/12/08 21:02:51 I8JWvdVz
乱はさらに酷評されてたけど俺は好きだな。ビジュアルの面で。

221:この子の名無しのお祝いに
06/12/09 03:17:39 7dZsnBpW
切腹の脚本の完成度は異常。

222:この子の名無しのお祝いに
06/12/09 11:19:02 4591ctGJ
>>220
橋本の言っているのは脚本のことだから。


223:この子の名無しのお祝いに
06/12/09 11:33:03 1JHlL63B
乱は主人公に感情移入し過ぎていると言っていたな。
橋本は映画を見ている途中に主人公と黒澤がダブッタと書いていたが、
後だしで言うわけではないけど、私は黒澤がリア王をやると聞いたときから、
自分のことをやるんだなと思った。

結局、自分の分身である主人公に黒澤が感情を入れすぎて、盟友の小国さんも
匙を投げてしまったという感じかな。なんかそっちのほうがシーェクスピア劇みたいだけど。

224:この子の名無しのお祝いに
06/12/17 19:57:50 cBe2oqTN
>>200
2時間サスペンスの定番・断崖絶壁シーンを「ゼロの焦点」で発明した橋本忍。
も加えてやってくれ。

225:この子の名無しのお祝いに
06/12/18 19:26:17 0TCM1L5b
>>224ってマジ?

226:この子の名無しのお祝いに
06/12/18 20:58:11 b1zjQwWv
一応そういうことになっていますよ。

俺は80年代以降の橋本は呆けてしまったのかと思っていたけど、
「複眼の映像」を読んでそうではないことが分かった。まだ頭は冴えている。

227:この子の名無しのお祝いに
06/12/19 13:08:57 wvjeUBz9
90近い爺さんの文章とは思えないくらい、冴えてるよな。

228:この子の名無しのお祝いに
06/12/23 22:48:50 tVzjZJ9C
「ゼロの焦点」のクライマックスのあのシーン、
警察もその場にいない民間人だけの激論で犯人だということがバレたからって、
何もいきなり飛び降り自殺しないでもなあ。

「八つ墓村」も、鍾乳洞の中で凄まじい修羅場が展開してるというのに、
その地上では渥美金田一が村人相手にのんびり謎解きしてたりして。

まあ、あの辺のトンデモ無さというか強引さが
橋本脚本の魅力、素晴らしさではあるがな。

229:この子の名無しのお祝いに
06/12/24 00:12:06 DhD7UowD
>>5
欧米では以上に評価が高いが
映画自体は特に大傑作ではない
他の黒澤作品と比べると凡作むしろ駄作



230:この子の名無しのお祝いに
06/12/24 03:23:38 wByCqcA8
>>226
結局「幻の湖」だけ壮絶にコケたんだろう。
「複眼の映像」でも小国さんに、お前はヒジで書くタイプだから、コケるときは
思い切りコケると指摘されていたけど、過去にもそういう作品があったとしても、
プロデュサー、監督が客観的に見て没にしたり修正したりしていたと思うけど、
「幻の湖」の場合、脚本、制作、監督を自分でやっちゃったから失敗したんだろうな。
監督の能力に関しては、「私は貝になりたい」があるから一概に無いとも言えないと思うし。

とにかく、80過ぎであんな本を書けるというのは凄過ぎるとしか言い様がない。
私が今まで読んだ映画本で、一二を争う面白さだった。

231:この子の名無しのお祝いに
06/12/24 18:33:42 LurZ5Brb
>>228
粘着するつもりはないから軽く聞き流して欲しいが、
自殺は、警察に追い詰められてというよりも、
過去の人間関係のしがらみや自己確立の在り方から、
現状を受け入れかねてやる場合が多いと思う。

232:この子の名無しのお祝いに
06/12/24 23:11:51 8xgSorjb
複眼の映像すごいね。決して読み易いとは言えないけどドンドン読めてしまう。
夏に記念館行った時、掲示板に貼られてた氏のメッセージに、うろ覚えだが
「複眼の映像で遺言のようなものは書いたから、今度は小説を書こうかな」的なことが
書いてあったので楽しみだ。
ちなみにそのメッセージによると、複眼の映像は完成まで3年掛かったらしい。

233:この子の名無しのお祝いに
06/12/26 22:06:45 1pPo/dA5
確かに複眼の映像は遺書みたいな感じがした。
小説は楽しみだけど、どうせ書くなら兵隊で病室に送られたときに初めてシナリオ
を読んだところから、七人の侍を書くまでを半分フィクションでもいいから
シナリオにして欲しいな。

だけどそういうベタな感動物は書かないんだよな、あの人。

234:この子の名無しのお祝いに
06/12/27 04:33:44 wrpen76j
ああ、それなら、七人の侍を書いているところから始まって、
黒沢「橋本、おまえが神戸から出てきた時…」
で昔のカットバックが始める構成でいいな。

235:この子の名無しのお祝いに
06/12/29 14:48:04 r91v6+Eu
そのうち、テレビドラマで「日本映画の歴史を作った脚本家・橋本忍物語」とかやるんじゃねーか?

236:この子の名無しのお祝いに
06/12/29 16:06:08 TB8c4FDh
>>235
恐らく、その類の企画は業界内で何度も出たことがあると思う。そして蹴られている。番
組の企画は大小の限られた枠に局の内外から殺到するからね。とくにスペシャルドラマ枠な
どは数十本~数百本単位で局の内外から企画が上がってくるわけで。

やるとすれば、NHK(総合・教育・BS)などで教養番組・ドキュメンタリーとしてや
るとか、土日の昼間に地方局(ちなみに橋本さんは兵庫県出身ですが)制作
のドキュメンタリーやドキュドラマとして制作されるとか、民放の教養番組(「未来創造堂」など)の
枠の中でやるとか、そういう形じゃないですかね。
あるいは、既にどこかの局で放送されたこともあるんじゃないの? この類の
番組は気付かないうちにいつのまにか放送して大半はそれっきりだからね。

237:この子の名無しのお祝いに
06/12/29 16:43:06 nbHsdddO
黒澤の好きなタルコフスキーの映画の脚本を
橋本はどう評価してるのかなあ。

238:この子の名無しのお祝いに
06/12/30 01:02:50 7NwMnXbp
うーん、ドラマ化すれば色んな映画人が芋蔓式にたくさん出てくるから
面白いとは思うんだがなあ。
橋本本人はともかく、
黒澤明とか野村芳太郎とか山田洋次とか渥美清とか誰が演じるか・・・興味は尽きない。

239:この子の名無しのお祝いに
06/12/30 10:44:41 Zk8s45SD
> 山田洋次とか渥美清

出てこないだろ。

240:この子の名無しのお祝いに
06/12/30 20:18:41 UOL6+kzA
つ砂の器

241:この子の名無しのお祝いに
06/12/30 21:21:39 STpq0xt/
山田洋次は脚本家としては橋本の愛弟子だぞ。

242:この子の名無しのお祝いに
06/12/31 17:47:06 fUiSV5hI
長谷川ショパンにとって、この作品はウルトラマン80と並んで、なかったことにしたい作品


243:この子の名無しのお祝いに
07/01/01 00:57:32 3vydJSJ0
ショパンさんは「北京原人」にも出ているからなー
あとは「シベ超」に出るだけだなー

244:>>239
07/01/01 02:21:40 Osj0nB3X
>>239
>>233
> 七人の侍を書くまでを
を前提に書きました。あしからず。

245:この子の名無しのお祝いに
07/01/01 02:45:07 lvYAB+Ud
>>238 >>244
「七人の侍」などの黒澤の現場の秘話については、もう何度も繰り返しTVでは
取り上げられたと思う。橋本だけに焦点を当てた番組を作るのは難しいんじゃないの?
あるいはあれだけの有名人だけにこれまでも作られたことはあるような気もしますが。

例えば犬塚稔については、02年にNHK-BS2で放送したことがあるが、あれも
あの時に放送したっきりだったねえ。
新藤兼人(と乙羽信子・近代映協)はドラマやドキュメンタリーの形で何回もやってるけどね。二次利用や
番組の書籍化もあることはあるけど、基本的にTVは本放送時に放送したらそれっきりなのよね。

246:この子の名無しのお祝いに
07/01/01 12:11:25 JX8aOyaj
藤子不二夫は繰り返しCSで放送されているのにね。
あれは、マタ-リ見るには楽しい。

247:この子の名無しのお祝いに
07/01/01 19:05:25 lvYAB+Ud
>>246
トキワ荘の話も何度もTVではやっている。銀河テレビ小説版の「まんが道」(正続篇)
はCS(CATV)では繰り返しやっているしソフト化もされた。
81年にNHK特集枠で制作された「わが青春の「トキワ荘」 ~現代マンガ家立志伝~」も
最近、NECOでやったみたいだし、以前にビデオ化もされている。

この類のTV番組はたまに面白いものがあっても、二次利用や書籍化がない
限り、基本的には消えものとなってしまう。
橋本さんの師匠である伊丹万作についての番組を5~6年前にNHK愛媛で制作したこともあるが、
あれもそれっきりだね。姜尚中や佐高信を出して万作の反戦的な側面を語らせたり、構成は散漫でそん
なに面白いものではなかった記憶があるが、ただ一つだけ覚えている(そして驚いた)のが、
山本晋也ホストで東映京都でロケしたパートに、その当時はまだ御存命だった佐伯清が出てきたこと!

248:この子の名無しのお祝いに
07/01/01 21:01:59 JX8aOyaj
映画だったらそこそこの本が出きれば小泉堯史が食いつきそうな気がするが。
出来は「博士の愛した数式」程度でいいや。あまり多くは望まない。

249:この子の名無しのお祝いに
07/01/03 00:30:34 IkMEIA1t
複眼の映像で触れてる、羅生門最終稿でラストが肩透かしで納得いかないと言われることを
想定してた黒澤の案て何だったんだろ?

250:この子の名無しのお祝いに
07/01/03 04:11:20 afuSuL/C
それは事実をはっきりさせることじゃないか。

あの映画は事実が最後まで曖昧なのがミソなのだが、黒白はっきりさせなきゃ
気が済まない人たちにとっては肩透かしになる。

251:この子の名無しのお祝いに
07/01/03 07:42:54 sH8p+7GY
なんとあれは実は全部映画の演技だった!

252:この子の名無しのお祝いに
07/01/06 21:24:23 3rG8J9hS
>>250
サンクス

253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/01/11 22:10:33 SlgX5UDK
橋本さんの弟子になりたいorz

254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/01/11 22:29:33 2QRSSJJu
山田洋次に弟子入りすれば、孫弟子にはなれる。

255:この子の名無しのお祝いに
07/01/19 03:10:55 zh/ZfAXW
幻の


256:この子の名無しのお祝いに
07/01/27 13:22:47 MT33SW49
八甲田山あげ

257:この子の名無しのお祝いに
07/01/31 19:58:31 8hFpXHsh
昨日の日テレの2時間サスペンス「地方紙を買う女」、
「原作 松本清張 脚本 橋本綾」というのが
一瞬「脚本 橋本忍」に見えて、狼狽えてしまったぜ。

258:この子の名無しのお祝いに
07/02/01 01:06:56 LnugI7d8
娘だな

259:この子の名無しのお祝いに
07/02/01 01:18:56 dKHbFAyU
最後のほうだけ見たけど、
ヒロインのモノローグが延々続いて心情を全部台詞で説明する下手な脚本だった
才能は遺伝して無いようだ。
二時間サスペンスではああいう分かりやすいホンのほうが受けるのかもしれんが…。

260:この子の名無しのお祝いに
07/02/01 01:43:35 5UojuVXQ
橋本綾は田村高広と安田成美の「霧の旗」の脚本も書いてるな。
フィルム撮りのそこそこ面白いドラマだった。
「されど我らが日々ー」を映画化した「別れの詩」も、親父の監修つきで脚本を他の誰か(女性だった)と書いていたが、原作のポイントを外しまくった出来だった。
橋本綾にどんな長所があるのか俺には判らない。

261:この子の名無しのお祝いに
07/02/02 23:10:37 JUCWAVph
さすがに娘だと、「クライマックスで断崖絶壁」とかは
恥ずかしくて書けないんだろうな。

262:この子の名無しのお祝いに
07/02/03 23:37:19 QLOIxMj5
白い虚塔がこれだけインターナショナルになったのは橋本忍のおかげ。

263:この子の名無しのお祝いに
07/02/04 00:40:00 bXGX/fQi
南條玲子には大分お世話になりました
タイプでしたので

また思い出しながら・・

南條玲子は大スターになると思っていたのになあ
確かあのあと学校に戻ったんだっけ

264:この子の名無しのお祝いに
07/02/05 19:12:29 /pU6il7L
切腹はもっと評価されていい

265:この子の名無しのお祝いに
07/02/08 06:43:13 XM3fboYK
>>221
そういう次元じゃない
あれ食べたら他のチャーハンは食えない

266:この子の名無しのお祝いに
07/02/08 19:10:51 0ZF4bq5D
誤爆?w

267:この子の名無しのお祝いに
07/02/14 20:50:18 tYVyu/5U
真昼の暗黒DVD化キボン

268:この子の名無しのお祝いに
07/02/24 17:40:11 vvR2ItEL
伊丹万作の弟子

269:この子の名無しのお祝いに
07/03/08 17:45:43 fODtnUMz
新作まだ

270:この子の名無しのお祝いに
07/03/08 22:31:42 q2dY2zeR
幻の湖は鑑賞回数を重ねれば重ねるほど道子にシンクロしてくるんだよな。
今の俺はシンクロ率61%くらい。
観ながら「シロ走らせて!」って呟いている。

おまいらも同じだろ?

271:この子の名無しのお祝いに
07/03/08 22:34:48 q2dY2zeR
>>192
>私は貝になりたいです。
なっちゃえよ!

272:この子の名無しのお祝いに
07/03/08 22:51:14 8gsfQW9C
ホタテ貝ビキニ

273:この子の名無しのお祝いに
07/03/19 19:27:16 m9+RVA/v
切腹は幻の湖と同じ人が書いた脚本とはとても思えんな。

274:名無しだョ!全員集合
07/03/20 01:38:50 ieoFYrPN
>273
よく「・・・・の神様が舞い降りてきた」というのがあるが、
橋本忍にはその神様が常駐していて、
幻の湖の前に逃げ去ったんだろうな。




275:この子の名無しのお祝いに
07/03/20 08:22:34 z0lSAi1Q
幻の湖の場合は狂った神様が取り憑いた感じ

276:この子の名無しのお祝いに
07/03/21 14:34:34 cLFhMbsW
>>270 「東京中の人が私に意地悪してる」と思う瞬間はあるな。

277:名無しだョ!全員集合
07/03/21 17:55:35 B4RqyNu+
13-964 :名無シネマさん [sage] :04/11/04 18:51 ID:KLMrznG/
「幻の湖」なのですが、ココが分からないどころか
全体的によく分かりませんでした。

琵琶湖のソープ嬢の愛犬が殺され、延々とマラソンしていて
なぜか戦国時代に話は変わり、最後は宇宙船らしきものが
出てきました。
なにをどう解釈すればいいのでしょうか?

URLリンク(www.movie-faq.com)


278:この子の名無しのお祝いに
07/03/21 19:56:53 PpJ16PZ5
戦国時代の話が出てくるのは長尾が戦国武士の子孫だからだし、宇宙船が出てくるのはたまたま長尾がそういう仕事をしているからだし、少しも難解な映画ではないと思うのだが?

279:名無しだョ!全員集合
07/03/22 02:00:26 uNjDbjgt
>278
ソープ嬢の友人がスパイだったのはどういう説明なのかな。


280:278
07/03/22 09:27:20 UbzVZQqg
日本の性風俗の実態についてレポートを書くため、と映画の中で暗示されていたやんか。

281:278
07/03/22 09:28:22 UbzVZQqg
日本の性風俗の実態についてレポートを書くため、と映画の中で暗示されていたやんか。

282:この子の名無しのお祝いに
07/03/22 09:40:14 Z7cqQd4P
URLリンク(www.nicovideo.jp)

283:この子の名無しのお祝いに
07/03/25 21:36:27 EIDA7Y3f
原作を読むと、なんでソープ嬢がスパイをしていたのか、きちんと説明されていた。

284:この子の名無しのお祝いに
07/03/25 21:38:38 NJhMm5sG
ソープ嬢がスパイをしてたんじゃなくてスパイがソープ嬢をしてたんじゃないの?

285:この子の名無しのお祝いに
07/03/26 08:50:52 dpfKxq8i
どっちだろうね?
スパイがそのためにソープ嬢になるというのは、非現実的な気もするが。

286:この子の名無しのお祝いに
07/03/27 10:27:17 pb/m0yqc
>285
まぁまぁ、突っ込むところはそれだけじゃないし。
他の突っ込むところに比べたら些細な所ですよ。





287:この子の名無しのお祝いに
07/03/27 15:22:49 OD6kayQa
>>285
ゴルゴ13では普通のこと

288:この子の名無しのお祝いに
07/03/30 11:36:02 lxjKjCiJ

124 :この子の名無しのお祝いに :2007/03/22(木) 19:54:17 ID:JGL4Ta1g
橋本忍が、この幻の湖の脚本も書いてるんですか?!

信じられません。


127 :名無しだョ!全員集合 :2007/03/24(土) 00:17:35 ID:6qSxCTlG
>124
「橋本忍としては、順風「まんぽ」、まさに輝くような人生の途上にあった。
そこに思いがけない映画監督の依頼が舞い込んだ、
彼にとっては初監督の仕事、その脚本に「幻の湖」を選んだことが・・・・・・」

「いえいえ、その点は橋本の自供を待つより仕方ありませんが、
こういう推測が成り立ちます。
その映画は東宝50周年記念作品に該当したため、
相当なプレッシャーがあり、失敗は許されなかった。
そこで当初は女性の復讐話「だけ」だったのが、
超大作で制作費が際限なく使えるため、
そこに色々なヒットした映画の要素を織り込んでしまった。
これは橋本だけじゃなく、東宝側にも問題があった。
東宝が、全ての権限を彼に与えてしまったために、
誰も橋本を止めることが出来なかったことだ。」




「今西さん、橋本はもっと映画作りたかったでしょうね。」

「そんなことはあたりまえだ。
彼の次の映画は、彼の頭の中で制作されているに違いない。」

128 :この子の名無しのお祝いに :2007/03/24(土) 20:17:20 ID:oS5n7XQO
>>127

>「そんなことはあたりまえだ。

どうせなら「そんなことは決まっとる!」って書いてくれよ。


289:この子の名無しのお祝いに
07/03/30 11:39:05 5s0kmgX6
>>288
> 彼にとっては初監督の仕事、その脚本に「幻の湖」を選んだことが・・・・・・」

間違っとるがな!

290:この子の名無しのお祝いに
07/03/30 11:40:38 5s0kmgX6
それから「こういう推測が成り立ちます。」の後が、
回想カットバックになってないのが残念。

291:この子の名無しのお祝いに
07/03/30 13:01:09 wEAE+JCY
私は貝になりたいって傑作の監督やってるし

292:この子の名無しのお祝いに
07/03/30 23:29:44 dHqy8w3T
古本屋で「橋本忍 人とシナリオ」ゲット記念age

293:この子の名無しのお祝いに
07/04/07 19:46:34 ByNh2956
#535000※5※#

294:この子の名無しのお祝いに
07/04/08 07:11:03 J+FPj11P
>>195-196 >>201 >>224
どうもありがとうございました。
このスレで、「複眼の映像」(橋本忍 著)のことを知り、読んでみました。
いやぁ面白い。一気に読んでしまいました。

自叙伝であり、同時に黒沢明日秘話であり、シナリオの書き方のコツの教科書であり、
映画論であり。。。とにかく面白かった。一気に読まさせていただきました。
でも、この本は、ただの本ではなく、橋本忍氏渾身の「遺書」のような気がしました。

理由は、自叙伝は遺書だとするP250の記述と、「夢」を黒沢監督の映像での遺書だと
受け止め、同時にそれを一番好きな作品だと言っていたからです。
たぶん、橋本氏は、残る力を振り絞り、全力でご自身の生のエッセンスをこの本に
こめたのではないかと、そんな気がしました。

内容的には、前半のワクドキと対照的に後半のすすけた感じが気になりました。
あけっぴろげに書けない何かがあるのかもしれません。
ただ、シナリオの書き方の精神的なシステム(手の内)をさらけ出したりしてるので、
シナリオライター希望者にはまた別な面白さを感じるかも。

久々にいろいろな意味で、面白い本でした。
ご紹介いただきありがとうございました。

295:この子の名無しのお祝いに
07/04/08 07:22:44 9OMwU7nr
後ろの1/5くらいは、うまくまとまってないね。

野村芳太郎の話が思ったより少なかった。
断片的な記述だけでも、かなり過激な話をしていたように思えるのだが。

296:この子の名無しのお祝いに
07/04/08 12:25:32 L8h0xCSW
去年読んだ本の中ではダントツに面白かった>複眼

297:この子の名無しのお祝いに
07/04/08 13:10:07 9OMwU7nr
そうだねえ。
脚本もそうだけど、散文でも引き込まれるね。
全然違う創作物なのに不思議だ。
誰か謎を解いてくれ。

そういや笠原和夫のエッセイもいい語り口だった。

298:この子の名無しのお祝いに
07/04/10 19:36:42 fwmz6mWL
しかし、橋本忍ってすごいね。

デビューが「羅生門」で、そのあと「生きる」と「七人の侍」って、、、、
黒沢明の本命の代表作ばっかりじゃん。

全盛期の黒沢明とぶつかったからこういう仕事ができたのか、
あるいは、橋本忍とであったから黒沢明が全盛期の作品となれたのか。

相乗効果、って言っちゃうとみもふたもないんだけどね。

299:この子の名無しのお祝いに
07/04/10 20:07:47 ld01k0bq
黒澤は羅生門以前の単独脚本の映画も面白いし、橋本が参加してない「どん底」以後の映画も面白いよ~。
黒澤は「敵中横断三百里」 橋本は「切腹」
が一番好きだな。

300:この子の名無しのお祝いに
07/04/10 20:33:27 uRf2WMwg
しかし「羅生門」も「生きる」も「七人の侍」も撮るべきでなかったと野村芳太郎はいう。

301:この子の名無しのお祝いに
07/04/18 02:38:57 bDET1qMn
野村芳太郎は「砂の器」を撮るべきではなかった。

302:この子の名無しのお祝いに
07/04/18 12:12:37 pU7kKZaq
野村芳太郎は「八つ墓村」を撮るべきではなかった。

303:この子の名無しのお祝いに
07/04/18 23:44:21 lTCiU5ay
「八つ墓村」 以外に大結構ヒット

・主人公が勤務するジャンボジェット機と400年前の落ち武者という、
 現代と過去の対比が、意外なおもしろい効果をあげている。
・要蔵がライフルと刀を持って村人を殺しまわるシーン、
 さらに、小川真由美が鬼のような形相で追いかけてくるシーンは観客をトラウマにさせる。

コレだ!次回作はコレでいこう!

・こんどはスペースシャトルと400年前の戦国時代を取り入れよう。
・主人公は女。包丁持って追いかけてくるシーンを山場にしよう!観客はビビるぞ。

どうだ、いいアイデアだろ?「八つ墓村」を越える大ヒット間違いなし。もしかしてオレって天才?

・・・ってできたのが「幻の湖」やろな。

304:この子の名無しのお祝いに
07/04/18 23:52:26 lTCiU5ay
ソープ嬢が主人公ってのは、ちょっと失敗だったかな。
次の主人公は若くて清純な女性にしよう。アイドルタレントを配役に抜擢しような。
ストーリーは・・・そうだな・・・
恋人に裏切られて”丑の刻参り”で恨みを晴らそうとする。
迷信だと思われた”丑の刻参り”が、ほんとうに人を殺してしまう!
うんうん、我ながらいいアイデアだな。

・・・ってできたのが「愛の陽炎」やろな。

305:この子の名無しのお祝いに
07/04/19 19:59:15 y8tqJOSz
本人逝ってから、しきりに黒澤脚本とかで映画出てるけど、どれもレベル低くて
黒澤とか言ってほしくないようなのばっか。あれ息子の久雄が適当に作ってる
んじゃないの? スレチスマソ。

306:この子の名無しのお祝いに
07/04/19 21:55:41 PvfXiPbD
>>303
「幻の湖」の製作には野村芳太郎も加わってるから、意外と当たってるかもな。

307:この子の名無しのお祝いに
07/04/19 22:12:36 ZIrKXFSw
切腹もこの人だっけ?
あれすげー面白かった

308:この子の名無しのお祝いに
07/04/19 22:54:11 CXWTLBw9
「切腹」。大傑作と評価される。
・愛するものを失った主人公が復讐に燃える

コレだ。今度はこれでいこう!

・今度は愛犬を殺された女の復讐劇にしよう。

こうして(以下略)

309:この子の名無しのお祝いに
07/04/20 19:01:39 UhMGZw7l
切腹は仲代にも三國にも感情移入できるように練られてる脚本なのがgood

310:この子の名無しのお祝いに
07/04/22 11:33:37 TKV/4QzX
>306
>308

それにジョキングの要素を入れたのが????だな
あのときは、現在のように健康ブームじゃなかったからな。


311:この子の名無しのお祝いに
07/04/22 11:37:47 I/o/NCRH
なんか「早すぎただけ」みたいな言い方だなw

312:この子の名無しのお祝いに
07/04/22 13:52:14 F+VpfnnA
時代が付いて行けてなかっただけw

313:この子の名無しのお祝いに
07/04/22 19:01:07 UzIBhHCh
>>310
「砂の器」が原作を越える名作と評価される。
・原作にはない、美しい自然を背景に父と息子が歩く姿が感動をさそう。

コレだ! 今度はこれでいこう!
・美しい琵琶湖を背景に、女が走る映画にしよう。

314:この子の名無しのお祝いに
07/04/22 21:01:12 TKV/4QzX
砂の器の前年の1973年に「イエロー・ドッグ」という映画の脚本をやっている。
あらすじから「幻の湖」の試作品ともいえる作品かもしれない。
是非観たいがビデオ化さえされていないようだ。
制作年が73年なのに公開年が77年というのが引っかかるが。

URLリンク(www.allcinema.net)

田宮二郎主演の外国物スパイ映画だが、
日本公開は遅れに遅れた珍作アクション。
諜報部員である田宮がスパイに狙われた科学者の
研究論文を守るため、ロンドンに飛んで活躍する。
日本語のナレーションが邪魔な気もするが、
田宮自身は日本食をイギリス人に振舞ったり
旅客機をハイジャックしたりと色々頑張っている。
脚本が「砂の器」の橋本忍というのも凄いが……。


315:この子の名無しのお祝いに
07/04/22 23:11:28 4Nlg6RpG
日本沈没(1973年)
 ↓
砂の器(1974年)
 ↓
八甲田山(1977年)
 ↓
八つ墓村(1977年)
 ↓
幻の湖(1982年)※監督
 ↓
愛の陽炎(1986年)
 ↓
旅路 村でいちばんの首吊りの木(1986年)

あらためて振り返ってみると、スゴイ・・・すごすぎる。
一気に頂点まで上り詰めて、そのまままっ逆さまに崖下に転落してしまった、ってカンジ?

316:この子の名無しのお祝いに
07/04/23 09:58:40 b93g6fV4
「悪いもの」観た。
うまくまとめるのは苦しい題材だと思うが、やはりうまいな。

317:この子の名無しのお祝いに
07/04/24 11:41:40 qkGPv1QE
いま、他スレのリンクで見つけたんだけど

憎いもの
1957年(S32)/東宝/白黒/61分
監督:丸山誠治/脚本:橋本忍/原作:石坂洋次郎
撮影:西垣六郎/音楽:伊福部昭
藤原釜足、安西郷子、小泉博、中田康子
賀原夏子、東野英治郎、千石規子

東京で働く娘からの仕送りを貯め、仕入れのために上京した田舎の雑貨商。
親子水入らずで楽しい日々を過ごした最後の夜、ともに上京してきた男に
無理やり連れていかれた売春宿で出会ったのは…。“ダイヤモンド・シリーズ”の一本。

プログラムピクチュアだけど・・・これ面白そうだなあ。

318:この子の名無しのお祝いに
07/04/25 01:42:05 BHYe6z97
今ラピュタ阿佐ヶ谷でやっているんだ。

319:この子の名無しのお祝いに
07/04/28 00:23:20 C2T1GqcR
人とシナリオってどうすれば手に入りますか?

320:この子の名無しのお祝いに
07/05/06 23:04:36 v9V3qKw0
今TBSラジオに出演してるぜ

321:この子の名無しのお祝いに
07/05/06 23:30:28 VEOeFcQN
へぇ・・・ラジオどんなやった?やっぱ「幻の湖」は禁句?

322:この子の名無しのお祝いに
07/05/07 04:33:49 L6SMRAoF
URLリンク(www.tbs.co.jp)
もうちょっとしたら更新されるんじゃない?

323:この子の名無しのお祝いに
07/05/07 14:40:16 spqSnNSb
>>320>>322
情報サンクス
楽しく聴けました。

324:この子の名無しのお祝いに
07/05/08 08:40:34 4lAlWhpD
来週も出演なんだね。

325:この子の名無しのお祝いに
07/05/09 04:35:34 qX2TiksS
黒澤が砂の器に口出してたとは

326:この子の名無しのお祝いに
07/05/09 23:17:44 0RkXI01O
しかも野村呼び出しかよ。さすが天皇。

327:この子の名無しのお祝いに
07/05/14 18:25:20 jr9SrweH
私は貝になりたいリメイク執筆中キタ━━━(゚∀゚)━━━ !

328:この子の名無しのお祝いに
07/05/15 00:07:00 hUf8HUrl
嫌な予感。。。

329:この子の名無しのお祝いに
07/05/15 01:10:07 e1kdS6HG
kwsk

330:この子の名無しのお祝いに
07/05/16 02:04:39 0K4ZeCtL
今度はスペースシャトル出すなよ

331:この子の名無しのお祝いに
07/05/16 16:29:29 adUtCT9m
幻の湖の脚本の問題点を洗い出して箇条書きにしてみたい。
シナリオの勉強になるかも。

あと黒澤の感想はどんなだったか知りたい。

332:この子の名無しのお祝いに
07/05/18 02:06:43 wlesciWQ
「複眼」読むと橋本は青二才の青年みたいで、
黒沢や小国は生きているようだ。

333:この子の名無しのお祝いに
07/05/18 07:28:21 TYcgK5n5
>>327
それは具体的な企画なんですか? あれもTV・映画でもう3回もやっている(ソフト化
されたことがあるのは所ジョージ版だけですが) あれは戦後の事後立法的な裁判で戦犯を裁くことの理不尽を批判
しつつ、その向こうにある戦争そのものの無意味さを描くことが目的でしょ?

いま映像化してもネウヨに「無実のBC級戦犯を殺した東京裁判史観に屈服するな!」
という方向に曲解されるだけじゃないの? 
あるいは「大東亜戦争で戦った者を屈辱的に描くな」と批判されるか。

今の映画・TVのスタッフに当時の再現を行う能力は衰えているし、作品的にもさとうきび畑だの
原爆ドラマだのみたいなものしか出来ないんじゃないの?
残念ながらあらゆる意味で今の日本に戦争をリアルを描くことは無理という気がします。
もちろんそれは今の日本が平和な証拠でもあるわけだけど、代わりに妙な難癖を
つける連中も跋扈しているわけでどうしようもない。

334:この子の名無しのお祝いに
07/05/18 19:58:29 lnwY9slX
327じゃないけど、橋本氏が出演してた>>322でパーソナリティが最後に言ってただけでしょ。
本当かどうかは橋本のみぞ知る

335:この子の名無しのお祝いに
07/05/19 22:01:57 LUXUROwo
複眼の影武者評は完璧というしかない。

336:この子の名無しのお祝いに
07/05/19 22:34:36 FLFYXNyy
>しかも野村呼び出しかよ。さすが天皇。

野村は松竹で黒澤の助監督やってなかった?

337:この子の名無しのお祝いに
07/05/19 22:37:51 FLFYXNyy
>あと黒澤の感想はどんなだったか知りたい。

「幻の湖」の主演女優は「乱」では自害する側室役なんだよな。
黒澤が、「幻の湖」を見て起用を決めたとしたら
面白いじゃないか?


338:この子の名無しのお祝いに
07/05/20 08:02:43 8CIL8Ebo
>>336
やってたよ。
けど普通一本立ちしたら遠慮するもの。
しかも他社だしw

339:この子の名無しのお祝いに
07/05/23 05:20:34 1S30p5o4
主演はSMAP中居!「私は貝になりたい」半世紀ぶりに映画化
スレリンク(mnewsplus板)

340:この子の名無しのお祝いに
07/05/23 06:20:29 3wfSf36q
>>339
4度目の映像化ですが、福澤克雄は「砂の器」の際に橋本さんに会っている
のではないかな? あれは「潤色」として「橋本忍・山田洋次」の名前があったように、
野村芳太郎版「砂の器」を下敷きに使っている。
福澤氏は体調を崩して「涙そうそう」を撮れなかったのでこれが映画は初監督となる。

でもこれ、いまやってもネウヨに「反東京裁判」映画と誤解されるか、もしくは
「TBSの反日自虐映画」と攻撃されるんじゃないの? 
しかも福澤さんはほとんど時代考証が出来ない人でしょう? 橋本さんの脚本に
書き込まれたことをそのまま忠実にやればいいのでしょうが・・・。

341:この子の名無しのお祝いに
07/05/23 06:39:38 /Tlkr3M6
>>340
右も左も巻き込みゃいいんでないかい?
それが映画ってもんだろ

342:この子の名無しのお祝いに
07/05/23 08:30:43 L+z4UYQp
>>340
そんなにネウヨに叩かれるのが嫌なのかね?

343:この子の名無しのお祝いに
07/05/23 09:41:09 xDs5dPb2
BC級戦犯の裁判がずさんだったことを描くと、
「反東京裁判」に、もしくは「TBSの反日自虐」になる。
それを右の人が叩く。
ってどういう頭の構造してんの?


344:この子の名無しのお祝いに
07/05/23 21:43:39 Xh/7zG/6
ともかく楽しみだ。
映画は観に行かないだろうけどシナリオは読みたいw

345:この子の名無しのお祝いに
07/05/24 13:12:45 dC9wwbJL
捕虜虐待シーンと裁判シーンと処刑シーンがカットバックするんだろうな。

346:この子の名無しのお祝いに
07/05/26 06:14:18 Wh9nC2U6
「幻の湖」「愛の陽炎 」は無かったことにして、過去の栄光にすがりつきたいのね。

347:この子の名無しのお祝いに
07/05/26 08:28:01 ENIsEDm8
「幻の湖」「愛の陽炎 」も過去の失態だが

348:この子の名無しのお祝いに
07/05/26 10:32:07 TRG5LtCn
>>346は「幻の湖」をリメイクすればこれまた怒るんだろw


349:この子の名無しのお祝いに
07/05/26 16:20:57 Wh9nC2U6
リメイクはもういいから、ギブミー新作!

350:この子の名無しのお祝いに
07/05/26 19:13:35 ENIsEDm8
90近い病あけの爺さんに無茶いうなよ




351:この子の名無しのお祝いに
07/06/15 20:34:04 DRaacbbl
「複眼」読んだらついついこの人の黒澤映画の評価に引きづられてしまうけど
俺が一番だと思うのは「どん底」

352:この子の名無しのお祝いに
07/06/15 20:46:35 VbPSUlQ9
橋本御大は、『どん底』はしんどそうなので未見
と書いていたね。

353:この子の名無しのお祝いに
07/06/17 00:20:25 H5US+gOP
しかしあんな素晴らしい脚本書く人がシェイクスピアを1冊も読んだことがないって、オラ驚いたぞ!
やっぱ万作すげー!

354:この子の名無しのお祝いに
07/06/17 00:39:09 675LwcQY
おれだって読んでねえぞ。
やっぱりおれすげー!

355:この子の名無しのお祝いに
07/06/17 21:46:57 NPgtjwYn
面白かったなぁって思って後でこの人の脚本だったって映画が10本以上有るわ
特にお気に入りは「切腹」、これってチャンバラ映画の最高峰じゃね?

356:この子の名無しのお祝いに
07/06/18 08:57:42 dV82X/Cg
ちょっと変化球だけど、時代劇傑作の一本だね。

357:この子の名無しのお祝いに
07/06/18 19:45:21 F9KHDptp
平安時代映画の大傑作・・・羅生門
戦国時代映画の大傑作・・・七人の侍
江戸時代映画の大傑作・・・切腹
昭和時代映画の大傑作・・・日本のいちばん長い日

358:この子の名無しのお祝いに
07/06/18 21:10:28 BCSAtudB
言われてみると、室町期が舞台の映画って思いつかない。
なにかあったかな。
「一休さん」とか言うなよ。

359:この子の名無しのお祝いに
07/06/18 21:37:27 YiPm6W9/
一休さん

360:この子の名無しのお祝いに
07/06/18 22:17:36 sRL6Orl5
桔梗屋さん

361:この子の名無しのお祝いに
07/06/19 00:09:10 eE7fkg8x
弥生さん

362:この子の名無しのお祝いに
07/06/19 03:29:46 9CVTUyxf
新衛門さん

363:この子の名無しのお祝いに
07/07/08 22:39:10 XbavMr1O
じゅんぷうまんぽ

364:この子の名無しのお祝いに
07/07/08 22:57:31 r/q3ZXJJ
神話時代映画の大傑作・・・日本誕生
奈良時代映画の大傑作・・・大仏開眼
平安時代映画の大傑作・・・美女と怪竜
鎌倉時代映画の大傑作・・・かくて神風は吹く

365:この子の名無しのお祝いに
07/07/08 22:58:07 r/q3ZXJJ
ここ橋本スレか
すまん

366:この子の名無しのお祝いに
07/07/09 23:49:11 UpldoDAg
>>339
まったく期待しない

脚本書き直すそうだが最早高齢杉。
悪口は言いたくないが、仲居の演技力に期待するヤシも居まい。

そうだな、仲居が坊主にでもするなら少し見直す。


367:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 11:35:20 3SsTgGQ1
切腹!


368:この子の名無しのお祝いに
07/08/12 22:20:45 qAUCRUw1
砂の器見た。
よくあんなつまんない原作をここまで面白く出来たなw
いやーすごいw

369:この子の名無しのお祝いに
07/08/13 01:23:09 AdSNXF1c
山に登る。山頂に辿り着く。あとに待っているものは?

そう、下りだ。ひたすら下る。
え?楽チンだろだって??実は登りよりも下りのほうがキツイのだ。

日本映画最高傑作を書くと言う事は、映画という山の山頂へ到達した事と等しい。
では、あとに待っているものは?

八つ墓村 → 幻の湖 → 愛の陽炎 → 旅路・村で一番の首吊りの木・・・活動停止

まるで坂道をコロコロと転がり落ちるように、下り、下り、下ってしまったのだ。

370:この子の名無しのお祝いに
07/08/13 11:43:53 hh4CINyq
そして「複眼の映像」と「私は貝になりたい」のリメイクで再び頂点へ登りつめるという訳ですな

371:この子の名無しのお祝いに
07/08/13 20:23:10 geUW8V3s
確かにミステリスレとかでも言われてるけど砂の器は最低の小説
松本清張は短編は名手だけど連載の長編はぐだぐだのものばかり
映画見た後で小説読んだら橋本を褒めるしかないよな

372:この子の名無しのお祝いに
07/08/15 09:39:32 q7oQnip3
昨日の朝日新聞にインタビューが載ってたが
御大、90を前にしてすこぶる体調が良いそうで何より
後2本くらいは新作を書くつもりだとか、
内容は破天荒なものになるそう

373:この子の名無しのお祝いに
07/08/15 14:12:10 T0aw6A5K
スペースシャトルだけはヤメテクレ。
突然、時代劇になるのもヤメテクレ。

374:この子の名無しのお祝いに
07/08/15 18:02:14 I6Xz33QV
>>372
情報サンクス。楽しみ

375:この子の名無しのお祝いに
07/08/17 12:20:03 f5YflkM6
URLリンク(www.tbs.co.jp)
URLリンク(www.tbs.co.jp)

376:この子の名無しのお祝いに
07/08/23 22:58:55 GK6mYgvt
数少ない東映での仕事、市川右太衛門・中村賀津雄主演「八百万石に挑む男」これ傑作

377:この子の名無しのお祝いに
07/08/23 23:54:22 HmjeSbPG
あれは、好きじゃないわ。
いかにも東映的な右太衛門の演技が…
脚本、演出、賀津雄はいいんだけどね。

378:この子の名無しのお祝いに
07/08/25 00:12:51 g+KZWHzP
今日ドラマやってた加藤哲太郎の「私は貝になりたい」を読んだら、橋本との著作権問題に相当ページを割いてたな。


379:この子の名無しのお祝いに
07/09/11 18:19:58 dbjpg0mp
来年リメイクされるらしいな。
59年版のDVD出ないかなあ

380:この子の名無しのお祝いに
07/09/18 21:16:56 WYJD/PJj
切腹>七人の侍

381:この子の名無しのお祝いに
07/10/15 19:26:31 o+snWc34
保守

382:この子の名無しのお祝いに
07/10/15 20:26:21 lSMtg0kv
七人の侍と切腹は兄弟企画

383:この子の名無しのお祝いに
07/10/22 18:33:17 WsDJgZ9T
完全新作読みたいな~

384:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 02:35:35 Jm/Vmdji
「幻の湖」の文庫、古本屋で発見した。
解説だれだか忘れたけど、すごい真面目に書かれてあった。
200円くらいだったんだが、これって買うべきだったのかなw

385:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 03:55:39 JTIdARaM
文庫本か・・・
いつか橋本忍に直接会うチャンスがあるかもしれない。
そのときのために持っていてもいいかもしれないな。
文庫本を差し出して、「サインください」とせがむ。
橋本先生、どんな顔をするだろう。

386:この子の名無しのお祝いに
07/10/23 15:41:55 LV0Qwh5P
橋本忍:兵庫県神崎郡市川町鶴居(国鉄・鶴居駅前の出身)

387:この子の名無しのお祝いに
07/10/28 23:06:05 aLZfWVDO
>>384
手持ちの文庫本で確認したら、解説は尾崎秀樹が書いていた。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

388:この子の名無しのお祝いに
07/11/01 23:25:50 3XlLc14E
384ですがついに文庫入手しますた。150円でした。
秋の夜長にぴったりと思ったら、何故大津の石鹸ランドが・・・
誰か500円で買いませんかw

389:この子の名無しのお祝いに
07/11/06 19:34:39 rwuo0t3X
1950~60年代のこの人の脚本すげえ

390:この子の名無しのお祝いに
07/11/07 04:55:34 Q1VUBQJj
80年代のこの人の脚本は別の意味ですげえ

391:この子の名無しのお祝いに
07/11/07 15:05:28 zb4Knkr/
それを予言していた小国も凄い。

392:この子の名無しのお祝いに
07/11/12 15:04:33 MUFKI+8/
【日本最弱】600字シナリオ原稿募集【コンテスト】

 課題は「二つのセリフから」

 「愛しているわ」
 「冗談だろ」

 もしくは

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上記のどちらかのセリフを折りこんで下さい。順序は自由ですし、離しても構いません。
締切は12月7日(必着・メールも可)です。

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393:この子の名無しのお祝いに
07/12/04 20:51:30 B4RilbVM
お元気そうで何よりです。
URLリンク(mainichi.jp)

394:この子の名無しのお祝いに
07/12/09 21:00:51 cQEi5ILJ
>>294
> 「複眼の映像」(橋本忍 著)

この本読んだけど、一緒に仕事をした仲間からの黒沢”天皇”に対する冷めた目線での
文章は確かに新鮮だったなぁ。黒沢本って黒沢”天皇”万歳! のが多くて正直食傷
ぎみだったし。「影武者」以降の黒沢映画への評価の低さは的を得てる希ガス。

ただやっぱり「幻の湖」についてはあまり書いてないのね……まぁ自身でも失敗した
ことを痛感してるみたいなのは伝わってきてかわいそうな気もするけど、その辺の
話をもう少し書いてほしい気もする


ところでこの本で気になったのが、野村芳太郎との会話で映画「ジョーズ」について
> ”全部OKカットでつないでる。これ以上の映画はスピルバーグは作れない”と野村芳太郎
> に言われてその後スピルバーグの映画を見てないし、人からの評価を聞く限りそれが
> 正しいらしい
みたいなことを書いてること。まぁ確かに一理ある話かもしれないけど、彼らの映画に対する
後ろ向きさも垣間見た気がするのよね……

395:この子の名無しのお祝いに
07/12/09 21:28:45 u0Di0IL7
嫉妬したんだよ野村は( ´∀`)

396:この子の名無しのお祝いに
07/12/10 07:52:11 jl2rL4Od
>>394
失敗だと断言しているし、その理由も書いてあるから、それでいいんじゃない? > 幻の湖

397:この子の名無しのお祝いに
07/12/10 07:55:22 jl2rL4Od
橋本忍が「ジョーズ」の次の「未知との遭遇」を見なかったのが残念。
見ていたら、「幻の湖」にファンタジーの要素も入ったかも知れない。

398:この子の名無しのお祝いに
07/12/10 16:42:09 5CUXXOX5
>黒沢本って黒沢”天皇”万歳! のが多くて正直食傷
ぎみだったし。

それ、君の勉強不足。

撮影の上田正治のインタビューなんて
爆笑もんだよ。

影武者のロケの時に
やけに粘ると思ったら
久雄が新婚旅行行って寂しいから
家に帰るのが嫌だっただけだったとか。

それから、顧問弁護士の手記なんかも
黒澤を尊敬しているんだけど、けして神格化もしてないし
醒めた視線(ちょっと馬鹿にしてるような箇所もある)で描いてある。

399:この子の名無しのお祝いに
07/12/10 19:31:01 NxSNq2xV
堀川さんの本もそんな感じだな。しかしマンセー本の方が圧倒的に多いと思うよ。
複眼の映像は、黒澤越えなんて時間の問題だろ→この人には勝てない・・・→そもそも越えるとか
追い抜くなんて考えるのが間違いなんだ、と達観していく心境の変化がオモシロカタ(´д`)

400:この子の名無しのお祝いに
07/12/10 21:15:02 HJXQ2R1+
>>389じゃないが、「黒澤越え」ってのは脚本家としての話。

401:この子の名無しのお祝いに
07/12/11 19:07:38 TyIzwig0
ファンだからというか思いっきりファン補正入るけど、脚本家としては黒澤を超えてると思う

黒澤の脚本も好きだし毛色が違うから比べること自体意味ないが

402:この子の名無しのお祝いに
07/12/12 14:32:52 i+nAbMNY
>>399
そうだね、好意的に見すぎている本の方がずっと多い。
>>398みたいな信者には理解できないだろうけど。

403:この子の名無しのお祝いに
07/12/12 17:03:53 yy/mTGMv
>>好意的に見すぎている本の方がずっと多い。

見すぎているという根拠は?
それは君の視点からにすぎないのでは?
自分の見方が一番中立で公正だとでも
思ってるの?

>>398みたいな信者には理解できないだろうけど。

その言葉そっくり君にお返ししますよ。

404:この子の名無しのお祝いに
07/12/12 17:16:36 yy/mTGMv
何とかという女の評論家が
黒澤をもち上げたキアロスタミを
リップサービスだと断言したが
こいつと君は同じ臭いがするよ。

405:この子の名無しのお祝いに
07/12/13 01:56:43 tr7DqO8h
感情的だねw

406:この子の名無しのお祝いに
07/12/29 17:11:08 y6GHlXzc
>>403
402じゃないけど、本屋さんの映画本コーナー見てると黒澤マンセー本が多いよ。
まぁ本として出すくらい黒澤大好きな人が書く事が多いんだろうし、実際に後期を
除く黒澤作品はすばらしい作品が多いからね。

まぁ黒澤”天皇”と一緒に仕事をした経験を持つ橋本忍の黒澤に対する視点は
面白かったと思うよ。影武者以降の黒澤作品に対して根拠を示した上で駄目
だという烙印を押してるし。

ただ出来れば”幻の湖”がどうしてあんなしおしお脚本になったのか、黒澤に
対するのと同じ視点で書いてほしかったとも思う。

407:この子の名無しのお祝いに
07/12/29 19:11:06 ZQqo3Vmf
自分、しかも自分の恥を客観的に見れる人間なんてめったにいないし。
あそこまで述べただけでも大したもの。

408:この子の名無しのお祝いに
07/12/30 01:26:58 yua0fQcY
影武者の脚本の駄目なところは技術論で語れるけど、
幻の湖の脚本は話が強引すぎるってことなんだから、
各論で話すのは意味がないだろ。

影武者の脚本は駄目なところのある脚本で、
幻の湖の脚本はもうお話にならないのだ。

ご本人の書いたことを読むとそうとしか解釈できない。

409:この子の名無しのお祝いに
07/12/30 12:36:36 LVkl5QYO
>本屋さんの映画本コーナー見てると黒澤マンセー本が多いよ。

というより、小津マンセー本も溝口マンセー本も
スピルバーグマンセー本もヒッチコックマンセー本も
北野武マンセー本も、XX監督マンセー本だらけだろ。

なんでことさら黒澤だけマンセーすると
批判の対象になるんだろう。

410:この子の名無しのお祝いに
07/12/30 12:43:24 yua0fQcY
ファンというより度を超した信者が多いから。

411:この子の名無しのお祝いに
07/12/30 13:23:18 +WPI1Lme
黒澤と小津が圧倒的な数

412:この子の名無しのお祝いに
08/01/02 18:51:25 CyY6ReIx
橋本さんの脚本て語彙が豊富で大好き♥

413:この子の名無しのお祝いに
08/01/03 04:01:29 AOJVHvEv
スカパーでずいぶん前に録っておいた「黒い画集 あるサラリーマンの証言」やっと観たんだが、
やっぱ橋本先生の脚本は凄いな。


414:この子の名無しのお祝いに
08/01/05 21:55:32 ySKxTRs7
橋本氏って、まさか層化じゃないよね?
「どですかでん」や「人間革命」を観て(後者は無理やり見せられた)思ったけど。

415:この子の名無しのお祝いに
08/01/05 23:23:58 p67kW9qE
シナノ企画とは関係深いね。

416:この子の名無しのお祝いに
08/01/06 14:21:29 pWB/ZRng
創価ではないよ

417:この子の名無しのお祝いに
08/01/06 14:31:18 C70XF8Av
奥さんが病気で倒れたときは完全に宗教がかってたようだが、
既存の宗教に頼らず、自力で作りそうな勢いだな。

418:この子の名無しのお祝いに
08/01/06 14:54:14 r3ExWsr4
>>416
ああよかった。嫌いにならずに済んだ。
学会員だらけの町に住んでたから、大嫌いなんだよな。あいつら。

419:この子の名無しのお祝いに
08/01/06 18:23:43 bHgTwk9h
>>408
「幻の湖」以降も

伊藤麻衣子が丑の刻参りする「愛の陽炎」とか
早見優が出てる「旅路 村でいちばんの首吊りの木」とか

いっちゃてる脚本書いてるんですけど

すべて常人には理解不能。
こんな人に「影武者」の脚本批判されてもなあ。

420:この子の名無しのお祝いに
08/01/06 19:01:36 C70XF8Av
脚本を書いたことすらない>>419に「愛の陽炎」の脚本批判されてもなあ。


421:この子の名無しのお祝いに
08/01/06 22:36:44 UkiEqm4f
すでに 「八つ墓村」 の時点で逝っちゃってるでしょ~

422:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 01:51:57 OhOP8ai0
八つ墓村のあの脚色が大好きな横溝ファンもここにいますw

423:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 02:13:15 3So/N3UK
すべては「八つ墓村」 のたたりじゃー

424:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 05:35:46 Rx7Xp0HS
田宮二郎が出てた「イエロードッグ」なんていうのもあったな。
見てないけど酷い映画らしい。

425:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 17:26:58 qROuMEoW
黒澤が橋本を切ったのは
正解だな。
仮に「影武者」の脚本に
橋本が噛んでいたら
考えるだけで恐ろしい。

426:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 18:18:16 gugR/GT8
橋本も関わりたくなかったからお互いに成功だな。

427:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 21:37:11 gXSoOFQx
>>425
橋本一人で書くわけじゃないから大丈夫。監督もやらないしw

428:この子の名無しのお祝いに
08/01/07 21:54:28 ao2C27zi
URLリンク(www.asahi.com)
調べに「3本とも大井町駅近くの100円ショップで買った」と話しているという。

品川区大井1丁目のJR・東急大井町駅前の商業ビルにある100円ショップの男性店長によると、事件直前の
5日午後1時過ぎから2時ごろの間に、少年とみられる若い男が1人で来店し、中国製の包丁3本を購入した。
応対した女性店員は「3本まとめて買ったので覚えている。不審な点は感じなかった」と話しているという。

「八つ墓村」のたたりじゃー


429:この子の名無しのお祝いに
08/01/10 18:43:50 o8Vf8F64
最近何してんだろ

430:この子の名無しのお祝いに
08/01/13 17:30:22 nEWzM8VY
日本のいちばん長い日おもすれー

431:この子の名無しのお祝いに
08/02/05 18:29:05 P+dzARw8
あげえ

432:この子の名無しのお祝いに
08/02/17 19:18:38 wmyskp2n
切腹

433:この子の名無しのお祝いに
08/02/19 23:08:48 QpdQyWkA
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!
URLリンク(www.varietyjapan.com)

434:この子の名無しのお祝いに
08/02/19 23:34:47 QpdQyWkA
ktkr
URLリンク(www.watashi-kai.jp)

435:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 00:29:40 ZsmOsbuQ
この公式HP,「幻の湖」が代表作に入ってないw
「日本のいちばん長い日」はせめて入れてほしかった。。。

436:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 01:07:33 ZxDV75Fj
>>433
新しい脚本読むのが怖いねw

437:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 01:09:09 ZxDV75Fj
しかし橋本さんが世評よりずっと
黒澤、菊島を、たとえ酷評でも、
信頼していることが分かって、いい話だね。

438:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 09:03:44 ulyCuoXO
映画人の小津マンセーもすごいなあ

山田洋次なんて絶賛じゃん



439:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 11:39:23 2+AvPq+w
若い時の山田洋次監督は小津先生をまったく評価してなかった

侘び・寂びがわかってきた年齢になってきて

440:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 12:16:03 0N/nPKwI
リメイクとはいえ橋本脚本が映画化されるのは約30年ぶりか・・

441:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 13:19:56 ZxDV75Fj
>>438>>439
政治でしょ。山田の小津誉めは。
寅さんで大船が安泰だった頃は無視だったよ。
城戸は礼賛していたけど。


442:この子の名無しのお祝いに
08/02/20 21:18:13 maY9d1rK
>>433
もうすぐ90のわりには若いね。

443:この子の名無しのお祝いに
08/02/25 20:58:12 8NzAQXaY
そういえば「真昼の暗黒」はなぜDVD化されないのか。
「それでも僕はやってない」なんかより100倍すごい作品だぞ。

444:この子の名無しのお祝いに
08/02/25 21:40:00 FbKUc9Px
>>438
確かに気持ち悪いぐらいね。まるでなんかの宗教みたいな感じだ。

445:この子の名無しのお祝いに
08/02/25 23:13:46 fuwgB3x7
共産教です。
大船撮影所復活のためにはシンボルがいるのです。
寅さんと言いたいところだけど、
策略家だから若い頃は無視していたけど小津にしてます。

446:この子の名無しのお祝いに
08/02/26 15:30:11 tfEcDSjK
清順によると、自分らの助監督時代は「打倒小津」だった。
大島、山田の世代になると「小津を無視する」。

447:この子の名無しのお祝いに
08/02/26 19:19:06 vIPbLngR
>>443
同意する。
フランキー版貝になりたいもDVD化してホスイ

448:この子の名無しのお祝いに
08/02/27 09:12:25 wQ4Jrydy
橋本さんの脚本作品は(黒澤以外でも)凄いんだけど、
売れ要素に欠けるところがあるよなあ。


449:この子の名無しのお祝いに
08/03/02 18:05:11 NK3Z4hqA
ハイビジョン特集 日本映画を書いてきた男 ~脚本家・橋本忍~
BShi 3月10日(月) 午後8:00~9:50

脚本家・橋本忍、89才。黒澤明監督の『羅生門』『生きる』『七人の侍』を始め、
『切腹』『白い巨塔』『日本のいちばん長い日』『砂の器』『八甲田山』など日本映画を代表する傑作を書いてきた。
ここ20年ほど度重なる病の為、執筆活動ができなかった橋本さんだが、一昨年、黒澤明監督について綴った
「複眼の映像」を出版したのをきっかけに、創作の気力を取り戻した。
そしてテレビドラマ創世期屈指の名作と評価されながらも、橋本さん本人は満足していなかったという
『私は貝になりたい』に大幅に筆を加え、それが映画化されることになった。
さらに新たな作品の執筆にも取りかかっている。
今、橋本さんは、黒澤明監督のことや自分の全てが集約されているという『砂の器』など、
60年の映画人生について語り、それを記録したいという思いが高まっている。
番組は、不屈の脚本家・橋本忍にロングインタビューを行う。そして映画の名場面や関係者の証言、
作品ゆかりの地の踏査等を丹念に組み合わせ、橋本さんが日本映画に刻んできた足跡と創作の秘密に迫る。
URLリンク(www.nhk.or.jp)


地上波でやってほしいなぁ・・・。最悪ニコニコでもいいから見たい・・

450:この子の名無しのお祝いに
08/03/06 21:10:51 iKY039Up
>>449
>『私は貝になりたい』に大幅に筆を加え、それが映画化されることになった。

>地上波でやってほしいなぁ・・・。最悪ニコニコでもいいから見たい・・


劇場に観に行けよw


451:この子の名無しのお祝いに
08/03/07 20:21:57 MFmPq/77
>>450
地上波でやってほしいってのは、この特集番組のことですw
うちhi見られないんで・・。

452:この子の名無しのお祝いに
08/03/10 19:06:55 nqFcT/++
URLリンク(blog.livedoor.jp)
URLリンク(blog.livedoor.jp)
「幻の湖」

これについても解説して欲しい
「うる星やつら4」の元ネタになったらしいが


453:この子の名無しのお祝いに
08/03/10 19:19:31 3RhMrfwg
bs見れない貧乏人の俺涙目(´;ω;`)

454:この子の名無しのお祝いに
08/03/10 20:03:28 1iXZQuUe
楽しみだなBS

89才でワープロ使っているよ、凄い






455:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 00:10:48 uSs7eZ2C
>449
この番組見たが、
橋本忍の父が、「砂の器」の脚本を死ぬ間際に褒めた話は素晴らしい。
それがあったから、映画化に向けて動き出して、
自らプロダクションを作って、やっと12年後に映画化された。





456:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 00:54:30 8WhA3IiB
軍服姿の橋本さんはかっこよかったな

457:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 03:40:28 RdESGvWw
>>453
ケーブル、月4000円だが無理か?
酒か煙草をやめれば

458:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 05:08:17 eAuZqN8E
リメイクするならこのキャストで

勘兵衛(7人の頭目、歴戦の兵)=北野武

五郎兵衛(参謀格、勘兵衛の右腕)=真田広之

七郎次(勘兵衛の戦友)=竹中直人

平八(お調子者のムードメーカー)=西田敏行

久蔵(凄腕の一匹狼)=Gackt

勝四郎(美形の若侍)=滝沢秀明

菊千代(暴れん坊の野生児)=長瀬 智也


459:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 08:07:55 zXvXaos0
うpおながい

460:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 12:10:45 7VSNMtWI
>>454
すごい早い時期から仮名タイプを導入してた。

461:この子の名無しのお祝いに
08/03/11 19:53:37 OHugt8oT
内容は知ってる話ばかりだったけど、やっぱり本人の口から聞くのじゃ
重みが違うなぁ。あと、本木荘二郎の顔写真は初めて見たような気がする。

462:この子の名無しのお祝いに
08/03/12 02:20:01 AxE8qaHG
羅生門
生きる
七人の侍

これの脚本を書いたというので、
アメリカで表彰されてもおかしくないよな。
羅生門と七人の侍は相当影響を与えたし、
生きるは現在リメイクしているし。





463:この子の名無しのお祝いに
08/03/12 07:51:14 0dORXAqv
総合で再放送キボン

464:この子の名無しのお祝いに
08/03/12 21:52:43 SRcaybCC
幻の湖には触れたの?


465:この子の名無しのお祝いに
08/03/16 12:26:46 uZdgI+Jw
ハイビジョン特集 日本映画を書いてきた男 ~脚本家・橋本忍~
BShi 3月10日(月) 午後8:00~9:50


「黒澤から離れた理由は三つある
金にならない、名声を得られない、やりたい物が出来ない」
以外な話だった

466:この子の名無しのお祝いに
08/03/16 12:54:34 3516P4Ev
似たようなことは前から言っていたよ。

これまでも、黒澤とはもうやらないのかって話の時、
自分は一本立ちしたのだから自分のやりたいことをやる
拘束時間が長い
全て黒澤さんの手柄になる
というようなことを話した事がある。

467:この子の名無しのお祝いに
08/03/16 18:35:23 W2T1yCC6
>464
なかったことにされてた



468:この子の名無しのお祝いに
08/03/16 19:18:45 d+j9dtCi
いや、並んだシナリオの中にあったからそんな事はない。
NHKの自主規制と思われ。

469:この子の名無しのお祝いに
08/03/16 19:23:05 d+j9dtCi
これまた矢的猛にアスカの親父に岸田隊員と特撮天国だな。

470:この子の名無しのお祝いに
08/03/17 19:43:03 kwTr2FQ0
youtubeうpまだー?

471:この子の名無しのお祝いに
08/03/18 18:48:11 yagrGHQI
>やりたい物が出来ない

「幻の湖」がその成果だなw

472:この子の名無しのお祝いに
08/03/18 19:30:21 +6WzzG5Q
映画や創作とは無縁の仕事を目指してる者だが、BSの特集見て衝動買いした
複眼の映像が大変面白く且つ勉強になった。
このような本を読めて本当に幸せ。ありがとう。

473:この子の名無しのお祝いに
08/03/18 19:39:15 LJlFrqRy
「幻の湖」は、いまや喜劇として超一級作品か?
シーンごとに見ると、すごく丁寧に撮ってあることがわかるが、その組み合わせが
狂気じみてる。

474:この子の名無しのお祝いに
08/03/30 10:31:07 p1/dJcNs
また切腹みたいな脚本書いて!

475:この子の名無しのお祝いに
08/04/05 14:08:25 a/+pf/ns
典子を無視しやがって。

476:この子の名無しのお祝いに
08/04/21 05:17:45 t3LN1o6+
日本のいちばん長い日スバラスイ^^

477:名画座
08/04/21 20:06:15 +kk9UGkc
ヒトラーと七人の侍

URLリンク(japansconspiracy.hp.infoseek.co.jp)

荒唐無稽と思われるかもしれないが、 ナチスと日本の関係には謎が多い。
私は、長い間いくつかの疑問を解決できずにいたが、ようやくそれらが一本の糸で
繋がった。


478:この子の名無しのお祝いに
08/04/23 12:11:18 p3j3NrMn
橋本さんは国鉄に勤めている時期、播但線の乗客のあいだでは『美男の切符切り』
と言われていた。

479:この子の名無しのお祝いに
08/04/23 13:15:37 68E9AK1o
俳優の志村喬は播但線の生野の出身。

480:この子の名無しのお祝いに
08/04/25 09:36:00 3bf9YORK
志村喬は下戸である、植木等も、酔っ払い役はうまい

481:この子の名無しのお祝いに
08/04/25 18:27:45 mCdguFeP
卜全もね

482:下戸
08/04/26 23:18:59 eyBQyLY+
高倉健 1日にコーヒー70杯飲む
若山富三郎 孫とハミコンするゲーマーだった
三國連太郎 食後に羊羹二切れ

483:この子の名無しのお祝いに
08/04/28 04:22:00 ZxFdlMd2
橋本忍は競輪でいくらスッたんだろうか。あるいはいくら稼いだのだろうか。

484:この子の名無しのお祝いに
08/04/28 06:15:50 ZxFdlMd2
『映画に賭ける~脚本家・橋本忍~』BS2、5月1日木曜、午後4時~午後5時50

485:この子の名無しのお祝いに
08/04/28 12:47:45 g0BjppYk
ニコニコにうpよろ

486:幻の湖
08/04/29 10:28:03 agUqADTp
URLリンク(www.nicovideo.jp)


487:この子の名無しのお祝いに
08/05/02 09:45:50 zld/XyOV
歌舞伎役者なんか文化功労者、文化勲章をよくもらうけど三船、志村喬、橋本忍
は縁なく終わりそうだな。

488:名画座
08/05/02 11:19:34 //bL5kmm

ヒトラーと七人の侍

URLリンク(japansconspiracy.hp.infoseek.co.jp)


489:この子の名無しのお祝いに
08/05/17 16:02:55 83lHE0/W
『幻の湖』はいいね。

490:この子の名無しのお祝いに
08/05/21 02:48:43 i7I2zToW
うん。もういいよ。

491:この子の名無しのお祝いに
08/05/24 03:32:20 oO9LaO3g
「仇討」、今井正の演出がタルくていまいちだったな。
話自体は面白いんだが。
まあ「切腹」の二番煎じを狙ったんだろう。
それよか脇役で丹波さんと加藤嘉が相対する場面があったが、
加藤が「そんな人知らねえっ!」と言い出しそうでハラハラしたw

492:この子の名無しのお祝いに
08/05/24 04:41:55 Ymkyn1oQ
二番煎じを狙ったというのはおかしいな。
柳の下のドジョウを狙った、の間違いだろう。

493:この子の名無しのお祝いに
08/06/08 14:17:41 Jop1dNY8
神脚本家age

494:この子の名無しのお祝いに
08/06/08 23:26:20 FcrY3+6F
大作ならこの人。

495:この子の名無しのお祝いに
08/06/09 10:19:14 cDogiYWb
帝都物語の脚本を書いてもらいたかった。

496:この子の名無しのお祝いに
08/06/16 02:05:59 weEhHMKG
切腹みるとはじめがやっぱうまい。
家老が日記をつづり、今日は別に何にもなかったけど、
ただ午後に変な浪人が・・・とナレーションが入ると
仲代の意味ありげな後姿が。

497:この子の名無しのお祝いに
08/06/16 19:02:20 775KvCF8
回想を織り交ぜる手法を多用してるのに面白く見せられるのはスゴイっす^^

498:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 16:14:12 ASfH6+U3
橋本忍監督・脚本、フランキー堺主演 東宝映画『私は貝になりたい』
2008年10月24日 DVD発売決定

499:この子の名無しのお祝いに
08/07/21 16:24:09 +pFsA9w5
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!
待ってたぜ!

500:この子の名無しのお祝いに
08/07/21 18:40:07 w1u/JrsA
脚本2ch検索でここ来ました。大変参考になりました。
名無しの皆さん㌧です。

という訳で記念に。

501:この子の名無しのお祝いに
08/07/21 19:36:12 etJacmfX
>>495
不忍の池のまわりを加藤が延々と走り続ける映画になったと思う。

502:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 02:28:18 BB45Hasv
>>498 おお。朗報。

503:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 19:31:19 qYE+APe0
複眼の映像面白すぎワロタ

504:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 22:49:55 bMLwHncS
>>143
遺言じゃなかったねw

505:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 19:46:03 D7ohrIMB
知性も教養もほとんど感じられない中居や仲間にどうして
キャスティングしたのか?
彼らは無性格でな二枚目であって、
役に掘り込んだり、一筋縄ではいかない人間性をあぶり
出すようなタイプの俳優ではないではないか。
どうしても二枚目を使いたいなら、
セクスィ部長じゃなかった沢村一樹とか、
お笑いなら、とことん役を掘り込みそうな千原ジュニアとか、
面白そうなのは一杯いるではないか。

やはりプロダクション間の思惑で決まったのだろうか?
キャスティングで妙な取引をするのはやめたらどうだろうか?
あるいは、関係者のサラリーマン化した思考(興行的な成功の可能性だけを
単純に追求)のせいなのか?

いやいや、根はもっと奥深い。教養が根本的に欠けているのだ。
黒澤さんや橋本忍がどういう作品を作ってきたか、それが日本の映画史に
どういう位置づけなのか?そういう教養が根本的に欠けてた、いや
このキャスティングを決めた連中は、そもそも”映画”そのものにすら
特に思い入れが無いのではないか?いやそもそもビジネスハウツー物以外の
質の高い教養を得るための読書のための読書をするのか?

日本という国は、資源も土地も無い。頭を使って、物を創って今日の
繁栄を見たのだ。それが没落していくとすれば、まっとうな知性と教養を欠き、
食う、やる、寝るという三大欲望にただひとすら忠実で、表面はこぎれいだが、
その実、禽獣となんら変わらない連中が増加していく事が引き金となるだろう。
何が良いもので、何が陳腐なのか、区別がつかない、その連中の仲居と仲間という
選択に、私は日本の暗い将来の予兆を見る。




506:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 20:22:15 fDYhSzyV
>>505
どこを殺陣読み? オリジナルのフランキー堺も当時の人気タレントだから
キャスティングされただけでしょ? 結果的に伝説化されただけ。
今回のリメイクは、オリジナルという自社の貴重な資産を使って大作を
作りたかったTBSと、今までの3回の映像化では描き込めなかった部分をや
りたかった橋本さんの思惑が巧く一致したのでしょう。
恐らくは『砂の器』のリメイクで橋本さんがTBSのPDと会った際に
(94年版は橋本・山田版の脚本を底本に使用)、「あれもまたやりたいけど、どうかなあ?」
と言い出したのが発端と考えるのが最も自然。プロデューサーも監督も同じだしね。

507:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 21:07:47 D7ohrIMB
>506
あぁ、そうでしたか、勉強になりましたって、
それは、今回のリメイク成立の経緯でしょう?

自分は、キャスティングにケチをつけたかっただけんだんだけど。
でも、まぁいずれにせよ個人的な思いですよ。もっと癖のある役者にして欲しかったって言う。
(しかし、実際、中居君で見る気がします?)

橋本さん自身が「中居君ならやれる」とかおっしゃったそうですが、
LSとしか思えませんしね。

でも、橋本さんが「分かった!海が足りない」!という直感が吉とでるか凶と出るか
興味津々ではありますが。

508:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 22:22:21 fDYhSzyV
>>506 訂正
94年版は橋本・山田版の脚本を底本に使用
→04年版は橋本・山田版の脚本を底本に使用

>>507
>しかし、実際、中居君で見る気がします?

そう言われても、興行的にはジャニーズは手堅いのだろう。SMAPのメンバ
ーにせよ興行的にみんな一応は当ててるしね。橋本さんの盟友(というよりお弟子さん)
である山田洋次もキムタクを立派に使いこなしたからね。

>橋本さん自身が「中居君ならやれる」とかおっしゃったそうですが、
>LSとしか思えませんしね。

リメイク『砂の器』の主演も中居でしたね。基本的には映画でもTVでも脚本
家・監督・プロデューサーは新しもの好きだから、旬の人気タレントは使ってみた
いものですよ。この点は映画マニアの方が遥かに保守的だよね。
リップサービスでもないと思う。

509:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 22:59:45 D7ohrIMB
>508
終始冷静な応答、感服しました。ありがとう。

われながら、矯激な意見というのは、見栄えのいいもんじゃないですなぁ(苦笑)
とはいえ拙者の保守的思想は変わりませんが、先入観を拭ってリメイク3作目を鑑賞
してみますか。



510:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 00:23:07 isx2rBPg
フランキー堺は確かに人気タレントでもあったけど、
芸達者ないい役者でもあったよ。
他の映画も見りゃ分かるよね。

511:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 08:23:37 +R3/n0nB
フランキーは一高、東大を目指してて、成績的には十分行けたらしいし。
中谷昇に「君は東大に行く顔じゃないな」って無茶なことを言われてやめたけど。
大学行けば教養があるってわけじゃないけど、今の大学とはレベルは違うだろう。

512:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 19:14:13 NugaoLqY
御大の約20年ぶりの脚本ってだけで1800円払う価値があるだろ・・・・常考

513:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 20:26:09 rfmNGcNt
>知性も教養もほとんど感じられない中居や仲間
あの夫婦はどちらも「知性も教養も」持ち合わせない一介の市民だと思うわけだ。
適役だとは俺も思わんが、批判ポイントとしては完全にズレてるだろ。

514:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 00:44:15 qy0Z/iYZ
仲間なら、ひめゆりの塔だろ。

515:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 00:44:58 EIvnENCO
うん?
床屋の夫婦が知性と教養があるかどうかは関係なくて、
あの夫婦の境遇と内面を想像できるような、時代背景と心理への洞察が
可能な程度の、知性と教養があったほうがいいんじゃないの?

知性と教養は無くても、演技や監督はできるかもしれんが、
あったほうが、質の良い結果が出ると思うけど。

知性と教養って言葉は手垢にまみれてて使いたくないんだけどね。
なんかいい言葉無いかね。

516:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 02:04:03 uq6Nv8nF
最近手垢にまみれてる品格じゃどうかね。

517:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 20:11:01 Tt75Sehe
今使われてる「品格」なんて爺さん婆さんのタワゴトを美化するために濫用されてるだけじゃねーか。
理論的根拠の一切ない、ただの個人の好みを正当化するために「品格」って言ってるだけ。

>515
だったら単に「力不足」って言えば済む、無理して格好つけた言葉使おうとするから頓珍漢になるんだよ。

518:この子の名無しのお祝いに
08/08/07 01:04:51 w/QuJ/78
品格と知性と教養は独立してるような気がするな。

論語に「文質彬彬」という素晴らしい言葉があるけど、
これは、内容と外見が充実して調和していることだから、
役者に合ってるかもしれない。

519:この子の名無しのお祝いに
08/08/07 21:42:15 wxJZPysI
複眼の映像以外にこの人の自伝らしい本とかってない?

520:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 07:13:01 g+FFEOid
>>519
橋本忍 人とシナリオ

521:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 18:19:27 4qUmZlbF
>>520
おお、ありが㌧  調べてみたら絶版なのね。
古本屋巡りでもするか・・・。

522:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 19:28:40 Fbe3DDOn
>>521
驚くほど法外な価格がついているから
心の準備をしておいてください。

523:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 19:52:49 g+FFEOid
図書館にあればいいね。

524:この子の名無しのお祝いに
08/08/12 01:37:43 UK+hP97v
この人てどうやって脚本を学んだか知ってる人
いますか?
伊丹万作に師事、というから
伊丹万作がすごかったのでしょうか?
その息子もすごいし。

525:この子の名無しのお祝いに
08/08/12 05:02:14 o/VPR2X/
この人のは才能によるところが大きいと思う。

526:この子の名無しのお祝いに
08/08/12 19:25:51 Q6oO+WFK
>>524
具体的な学び方は語られてませんが、年に何回か自宅まで伺って指導受けたらしいから、
やっぱり伊丹さんの教え方が上手かったんじゃないかな。
知る限りだと
・シナリオを伊丹さんに送り、添削付きで返ってきて、またシナリオ送って(ry の繰り返し
・通勤の空き時間に電車内で書きまくってたらしい
こんなところ

>>525
氏は「才能無い」って自分で言ってるよ。
他人より長けてた所があるとすれば、忍耐力なんじゃないかって自己分析してたキガス

527:この子の名無しのお祝いに
08/08/12 19:26:57 q5j0trfY
基本的には独学だもんなぁ、バンサクに毎回見てもらっていたのは確かに大きいけど。

528:この子の名無しのお祝いに
08/08/12 20:28:40 o/VPR2X/
忍耐力と万作の添削だけで、
才能のない人間が「羅生門」の脚本が書けるとは思えない。
プロローグ、エピローグ付与以外はほとんど橋本の書いたままだし。
橋本の脚本は、どれも橋本の刻印がしっかりと押されているし。

529:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 01:38:19 hWR1IhXy
>>526
レスありがとうございます。この人の凄いところはエピソードの
積み重ね、後半で畳み掛けるところ。上手いですよね。普通、映画で話を
進めるときに、ありきたりになっちゃうじゃないですか?
なのに「生きる」「七人の侍」「切腹」など前半で徐々に盛り上げで
終盤でちゃんと収束されているんです。
あの勢いがすごいです、長いのに冗漫な感じにならない、
ネタがよくあれだけ思いつくと思います。

530:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 20:52:54 NUBupH92
切腹のシナリオは読み始めると止まらなくなる。面白すぐる!

531:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 20:04:43 5PSPjRT4
「橋本忍 人とシナリオ」が、アマゾンのマケプレ「複眼の映像」で売りに出てるけど、値段が高すぎる。


532:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 12:10:03 s5f6cef/
何故橋本氏の後に続く人間はいないのだろうか?

533:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 12:25:17 588CY45B
人のまねしたってしょうがないだろw

534:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 12:53:36 s5f6cef/
いや、そういう意味でなく、このような硬派な
ドラマが少なくなったなぁと思ってさw
もしこの人のレベル並みの脚本家が今の時代に
少しいれば、大河ドラマもあそこまでクソになってないだろうに・・・

535:521
08/08/17 04:26:01 J32SwZRN
都内を徘徊しまくって綺麗な状態のを見つけました。
中古なのに定価なのが少々気に食わなかったですが、この嬉しさに比べれば些細なものだ!
あー嬉しいいいい( ^ω^)

536:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 19:47:03 cZS66GVi
「羅生門」とか「砂の器」とか脚色ばかりじゃん。
こんなの俺だって書けるね。

537:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 20:51:19 gwovzMyQ
>>536
お前は「幻の湖」のようなオリジナルも書けるのか?

538:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 21:16:53 l+iZW41Q
あれは駄作じゃんwwwwwあんなの寝てるうちに
書けるよ

539:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 21:22:20 /blNU4lv
>>536
オマエ、羅生門も砂の器も原作読んでない厨房だろ。
砂の器に至っては原作者の松本清張でさえ橋本の脚色に脱帽している。

540:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 22:06:48 Y9xfSSmZ
相手にならん方が・・・
ところで、↓放映が迫ってますね。

黒澤明 没後10周年企画 「七人の侍」はこう書かれた
~脚本家・橋本忍が黒澤明を語る~
8月28日(木) 午後9:00~10:14 BS2

541:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 22:07:13 l+iZW41Q
俺が目指すのはハリウッドだからねえ~
橋本レベルなんて楽勝でクリア。
東大A判定がマーチ受けるようなもんwww

542:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 22:18:35 l+iZW41Q
来年のアカデミー脚本賞は俺が受賞

543:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 22:43:02 r3Dlv9Wj
>>534
日本の場合、まずTVは過度の視聴率偏重で視聴者の嗜好を先取りするうちにそういう
ものが書けるライターだけが残ってしまい、中身がグダグダになってしまった。
これは倉本聰が嘆いている通り。またTVにホンが分かるPDがいなくなったのは、そういう文芸志向
の奴はオタク的でしばしば現場で使いにくいので制作会社も局も採用してこなかったから。
古参のホンが分かるPDも自分が採用側に回るとそういう人間はうざいから落とした(んだと思う)
今はそういう人の大半は引退したか偉いさんに回って自分では余り現場をやらなくなった
けど、「今時のドラマは・・・ブツブツ」とか言っている当人がTVを駄目にした可能性はあると思う。

それと映像ドラマの脚本家全般でいえば、脚本は志望者が脚本家・監督・プロデューサー等の書生
や内弟子のようになってプロット・習作や下書きを出していくことで徐々に書かせて
もらえるようになり、やがて一本立ちするのが昔からの慣習。
スクールやコンクールも実際には講師(審査員)と弟子が出会うきっかけに過ぎず、
そこからプロ作家やプロデューサーと個人的に親しくなり稽古をつけてもらうのが基本。

ここで映画の場合、今でも制作本数だけなら多いけど、昔以上に監督・プロ
デューサーが安い値段で何ヶ月もの拘束に付き合ってくれる脚本家を優先させるよう
になったので、本当の意味でのプロが育たなくなってしまったんだよ。
これは大半の映画では単にお金がないことが最大の理由だろうね。
こんな時代に、『私は貝になりたい』を橋本さんが自らリライトというのは本当に奇跡的なことなんだよ。

544:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 22:57:40 r3Dlv9Wj
>>534
まあ、80年代以降は時代的にも、何でも読んで(観て)いてストーリーのパターンを何でも知っ
ている文学青年みたいな人が余りいなくなってしまったせいもあるんでしょうね。
今の志望者は小説でもシナリオでも何も読んでいない(観ていない)人が大半だもん。
もちろん知っていれば書けるというわけでもないけどね。

>>532
サスペンスものはTVだけど忍さんの娘さんの橋本綾さんが継いだでしょ?
信吾さんが今は何をしているのかが分からないんだけどな。

まあライターさんは修行が辛い>>543 割に報われない仕事なので、いい後継者が出な
くなったのもやむを得ない部分は大きいと思うよ。
アメリカは映画もTVも制作費の桁が違うから払いがいいだろうけどな。それと
向こうはいいシナリオ=いい企画=金になる(あるいは興行的に駄目でも賞が獲れそうなホンは監
督やスターが興味を示す)という好循環や批評的な鑑識眼がまだ生きているんだよ。

日本はホントにいい加減じゃないですか。三丁目とかそういうのでも誉めるプロがいるんだもん。
しかもその程度でもヒットするんだもんね。

545:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 00:09:24 2DeKA/hg
橋本なんて大正うまれwww
センスふるすぎwww
平成の俺に勝てないぜwwww


546:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 16:41:06 mkYcVvJU
平成生まれには、センスのかけらも残ってないがな。

547:この子の名無しのお祝いに
08/08/19 01:39:18 qfw/kMpY
橋本さんの様に文芸性のある作家性の強い脚本家は、今はでにくいでしょうね。
山田太一さん辺りか。橋本さんの弟子の中島さんはどうなんだろ。

大河ドラマは、自分も好きじゃないけど、狙いが全然違うから、
橋本さんに書かせても、かえって本人が困るだろうね。

橋本さんは、作品の質と量という点で、黒澤さんに似ていると思う。

しかも、橋本さんは脚本の奥義を窮めて2周くらい回っちゃって幻の湖にいっちゃったけど、
それも3週くらい回って不評を買ってる黒澤さんに似てる。

548:この子の名無しのお祝いに
08/08/19 21:21:36 RTd4uNMU
今時文芸性のある脚本家なんていらんだろwww
タランティーノを見て勉強しろよwww

549:この子の名無しのお祝いに
08/08/24 10:57:38 r6eHyVpw
何かw連打するしか能の無い夏厨が湧いてますな。
まああと数日の我慢ですんでスルーしましょ。

550:この子の名無しのお祝いに
08/08/24 12:21:18 QLjSIKSg
実際文芸作品の新作はほとんどないよね。
あっても単館レベル。

551:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 12:09:36 uqsR9FvE
BS2見た。女子アナウザ杉。橋本さんの話の腰を折るな。
最後の学生との質疑応答が面白かった。
「批判力をゼロにしたときシナリオが生まれる」とのお言葉に、
「幻の湖」が頭をよぎった。


552:この子の名無しのお祝いに
08/08/30 23:53:13 bUI8RxbV
>「批判力をゼロにしたときシナリオが生まれる」とのお言葉に、
>「幻の湖」が頭をよぎった。

飲んでた茶、鼻から吹いたw

553:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 04:16:06 cL/PEx7a
あの女子アナは、確かに少々うざかったが、
大筋で的外れな言動は無くて、うまく話を聞きだしていたと思うよ。
(内容は「複眼の映像」の通りだったけど)

ただ、最後の誰もがやる例の思考停止質問はやめて欲しかった。
インタビュアーにとって、無能で何も考えていない事の端的な証拠だから。
相手にも非常に失礼だ。

「橋本さんにとって、黒澤監督とはなんですか?」
「橋本さんにとって、黒澤映画とはなんですか?」



554:この子の名無しのお祝いに
08/09/04 03:20:33 Gd1euYwq
今回の特集を含めた今年の黒澤関連の特集番組、
いつかDVDでまとめて出して欲しいなー。

555:この子の名無しのお祝いに
08/09/24 16:33:38 ZVTeC0Tn
「黒澤作品とは何か?」という質問は、抽象的すぎて批判があるけど、

でもNHKは番組を台本通りに進行するので、おそらく橋本氏へは
事前に質問するリストでも先渡しされているだろうな。

黒澤さんはそういった丸投げの質問を嫌っていたようで、
いきなり訊かれて不機嫌になることがあるよね。

556:この子の名無しのお祝いに
08/10/19 14:21:33 WX3hfzTV
年齢が年齢だけに酷な言い方になるかもしれんが、もっともっとあなたの作品が見たい

557:この子の名無しのお祝いに
08/11/06 20:39:53 F2ko2kNA
貝のシナリオ本が出るらしいよ。

558:この子の名無しのお祝いに
08/11/07 16:28:26 XDK4f1jv
大菩薩峠も橋本さんですよね。観た人いますか?
観るべきでしょうか。

559:この子の名無しのお祝いに
08/11/08 08:47:17 SB6knPXu
「侍」「大菩薩峠」「日本のいちばん長い日」、
岡本喜八とコンビの三本はいずれも重量級、みごたえあり。
「ああ爆弾」で好き勝手やった喜八に、藤本真澄は「これからは第一稿は書かせない。
変化球を投げるだけでなく、ちゃんとした脚本で撮ってみろ」と
橋本脚本をあてがった。喜八としては不満だったろうが、やはりいい作品になった。

560:この子の名無しのお祝いに
08/11/08 22:32:11 c1HisU5f
今更ながら複眼の映像を読んだけど、ライター先行型と呼ばれる、第一稿をベースに、
みんなで同一シーンを書いて、その中からベストな部品を集めて作ってゆくっていう、
共同脚本の書き方は凄いな。
今だったらワープロでもっと楽に編集できるんだし、今の映画人もやればいいのに。
ただ、同じ共同脚本でも、橋本さん本人が疑問に思ってたように、いきなり決定稿システムの方は、
確かに無茶だ。
いくら事前に話し合っても、叩き台のシナリオがなければ、同一シーンは
まとめあげられないくらいバラバラになっちゃうと思うんだが・・・。
とはいえ、蜘蛛巣城も悪い奴ほどよく眠るも隠し砦の三悪人も、面白いと思うけどね。

561:この子の名無しのお祝いに
08/11/09 04:09:47 JO2VuNHA
批判力をゼロにしたときにシナリオは生まれるというのは至言だ
ただ映画の製作段階のどこかで批判力を発揮しなければ大変なことにはなるだろうが

562:この子の名無しのお祝いに
08/11/09 09:01:52 73pZBuXR
だから、プロデューサーは脚本書いたら駄目なんだね。

563:この子の名無しのお祝いに
08/11/09 21:13:26 HKOtJ8IK
後になって一番大変な役目だったとわかった、という小国英雄の役割を果たせる人材がいないんじゃないのかな。

564:この子の名無しのお祝いに
08/11/10 00:30:47 m56BzblV
あの時代に橋本脚本に文句言えそうなのは田中友幸ぐらいだけど、
幻の湖には関わってないな。

565:この子の名無しのお祝いに
08/11/10 00:43:18 bOM0dPGm
共同脚本の行司役が小国だったってのが面白いね。
普通は監督である黒澤が、ライターたちの書いたものをジャッジして、取捨選択して
ゆきそうなもんなのに、彼はあくまで一ライターとして橋本たちと競って書き、
小国のジャッジを待つ立場だったったのが興味深い。

566:この子の名無しのお祝いに
08/11/10 01:59:06 C9iGdbR7
最近よくメディアに出てるね。

567:この子の名無しのお祝いに
08/11/11 18:34:19 bZk2mNxw
>>批判力をゼロにしたときにシナリオは生まれるというのは至言だ

これって具体的にはどういう意味なんですか?


568:この子の名無しのお祝いに
08/11/11 18:55:30 j2AKFQts
シナリオを書いてると、どうしても途中で自分の書いたものを批判してしまって
なかなか書き進まないが、内容は稚拙でもいいからとにかく最後まで書ききる。
手直し(自己批判)は書き終えた後にいくらでも自由にできるんだから、とにかく最後まで書きなさい!

という感じの言葉だったと思う。誰か訂正よろ

569:この子の名無しのお祝いに
08/11/12 11:43:06 uW9TMPSA
そう
そんな風な意味

570:この子の名無しのお祝いに
08/11/12 17:05:52 TrOjz3dF
現代の教育は、創造力ではなく批判力ばかりが身についていく偏った傾向がある。
だから往々にして若い人が (以下、>>568 に続く)

たくさん書いて、創造力が身に付いてくるまでは自分の批判力を封印しておきなさい・・
こんな風に俺も受け取った。さすが、と感心して納得した。

571:この子の名無しのお祝いに
08/11/12 18:10:12 uPD4Nbxd
まあ、情報と過去の遺産が増えたことによって、
現代のクリエイターは、ツッコミ世代ではあるよな。
どうしても先人たちの業績を知ってる分、なにかアイデアを考えても、
「これは○○○であったパターンだ」って、思考になりやすい。
若い人といっても、すでに今の4~50代くらいからそれに入ると思うが。

572:この子の名無しのお祝いに
08/11/12 19:22:15 CK+3AtyY
そうなんです。書いててどうしても自分が過去に感動した
ストーリーに似てくるので困ってます@修行中

573:この子の名無しのお祝いに
08/11/13 00:32:37 BbWiOQT8
橋本さんは原作ものの習作をたくさん書いたんだよね。
批判力を少なくするいい方法だろうね。

574:この子の名無しのお祝いに
08/11/13 18:02:35 zxBQjxBl
でも批判力を無くして「切腹」や「七人の侍」のような
登場人物が魅力的で、きちんと伏線が張ってあって無駄が無く
ストーリーが面白い、ほぽ完璧に近い作品が出来るもんかね。

自己批判の欠片も無い「恋空」なんかのスイーツ話は突っ込み所
満載だが。

575:この子の名無しのお祝いに
08/11/13 22:27:19 P0WQpJoE
七人の侍は、複眼の映像によれば、橋本と黒澤が無我夢中で書いて、
小国旦那が批判力を担当したようだ。
だから隙がない。共同脚本の最大の利点が出てる。
切腹はどうだろうな・・・まず最後まで書いた後、時間をおいてから、
ブラッシュアップしていったんじゃないのか。

576:この子の名無しのお祝いに
08/11/14 16:19:34 b/FIgVFa
>>573

橋本忍は、村井にこう語った:p167
「(師匠の)伊丹万作さんが、あるときぼくに『君、オリジナル脚本ばっかり持ってくるけど、
原作ものはやらないの』と言うから『僕はやったことがないんですけど、
やるんだったらこんなふうにやりたいです』って言ったんだ。
柵の中にね、牛が一頭いるんだよ。何日も何日もその牛を見に行くんだ。
じーっと見ていて、ここが急所だ!と思ったら、柵を開けて中へ入って、
鈍器で一撃のもとに倒して、鋭利な刃物で喉を切って、頸動脈の血を
バケツに入れて持って帰って、それで(脚本を)つくる。原作の姿形なんて
まったく要らない。欲しいのは生き血だけ。やるんだったら、そういうふうに
やるって言ったんだ。

そしたら伊丹さんは『橋本君の言う通りかもしれんな。一番効率的で手っ取り
早いだろう。だけどこの世の中には、やっぱり殺さずにね、いっしょに心中し
なきゃいけない原作もあるよ』って言われたんだよ。それはよく覚えている。
だけど、僕にはやっぱり、一撃のもとに倒すことが大事なんで、殺し損ねて
暴れ出したら手がつけられなくなる。だから原作は二度と読まない。
脚本を書くときも読まないし見ない。もう、要らないものになっているんだよ。
50年やってきたけど、心中しなくちゃいけない原作なんて、とうとう一遍も
会わなかったよ。ない。そんなもの、ないよ。
一撃のもとに殺したときが一番効果がある。手間がかからない。小説と脚本は
そもそも全然違うんだから、こだわっても意味はない。本を書くときに原作を
読み返さなければいけないときは、失敗作だよ」




577:この子の名無しのお祝いに
08/11/14 18:16:20 gC9LaBxK
それ読むと、いつも「キャリー」を思い出すんだ。
いや、言ってること自体には心から感心、同意してるんだけれども。

578:この子の名無しのお祝いに
08/11/14 21:09:35 eTK/qFOR
複眼の映像が面白すぎる件

579:この子の名無しのお祝いに
08/11/15 01:53:19 8OWpY+8d
>>567の話といい、複眼の映像といい、橋本忍って頑固で偏屈なおっさんだなって
つくづく思ったよ。
ジョーズが完璧すぎたから、スピルバーグの作品はもう観てないとか、
夢が黒澤の遺作として完成してたから、八月とまあだだよは観る必要ないと思ったとか、
観ないと決めてた影武者をついうっかり観せられて苦痛だったとか、
ものすごく好き嫌いが激しく、自分の思い込みを最優先に信じる人なんだなって。
心中しなくちゃいけない原作なんかない、って言い切っちゃうのも、
他人の作品よりも、自分の作品こそ第一だからだと思うよ。
そういう強固な俺様主義な信念の持ち主だからこそ、傑作がたくさん描けたとも言えるし、
幻の湖の大コケも理解できるw

580:この子の名無しのお祝いに
08/11/15 02:00:57 8OWpY+8d
だいたい心中したい原作がないって思えちゃうのは、ライターというよりも、
作家の発想だと思う。
この場合の作家っていうのは、原作を自分で作り出すタイプの作家。
たとえば小説家、漫画家であれば、他人の小説or漫画に心中しようとは
まず思わないわけで。

581:この子の名無しのお祝いに
08/11/15 04:59:32 shiRRrxm
>>579
まあ、あまり映画観なくなる人が多いけどね、映画の仕事始めると。
自分がどうするかって事が一番大切だから。
ああいうやり方もあるかってのは、修行時代にやればいいことだから。

582:この子の名無しのお祝いに
08/11/16 16:33:08 F04/V0/K
切腹の原作である滝口康彦の「異聞浪人記」読んだことある人いる?
ネットで感想探しても、ほとんどいないんだよな。
原作はたった18ページらしいってのは分かったんだけど。
800ページの砂の器と、18ページの異聞浪人記を、同一脚本家がシナリオ化したのに
上映時間が同じくらいってのは考えてみると凄いな・・・膨らますのも、圧縮も
両方上手いってことだから。

583:この子の名無しのお祝いに
08/11/22 14:54:20 jfaPuWTl
貝観ました
やっぱ橋本さんの脚本最高っす

584:この子の名無しのお祝いに
08/11/22 15:57:27 QFLSrVJ1
次は幻の湖の改稿か・・・

585:この子の名無しのお祝いに
08/11/22 16:43:02 qOQA+EVD
貝ひどかったす。
「貝」+「砂の器」+「明日への遺言」÷5位の薄さ

586:この子の名無しのお祝いに
08/11/22 21:06:53 f/8fe31a
心中したいほどの原作に出会えなかったというのは、ある意味不幸だったといえるのかも
オリジナルの果てが「幻の湖」で「貝」のあのリメイクっていうんでは…

587:この子の名無しのお祝いに
08/11/22 23:17:06 QFLSrVJ1
80年代以降を無視すりゃ不幸でも何でもないだろう。

588:この子の名無しのお祝いに
08/11/23 03:29:46 ax5QsrsO
心中って表現はオーバーだけど、本当は凄いって思った原作はあったと思うよ。
素直じゃないからそう言えないだけで。

589:この子の名無しのお祝いに
08/11/23 04:39:43 vsou4quW
今回の貝の追加部分はまぁ良かったが、BGMや演出に少々クドいとこがあったのが残念。


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