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在日韓国・朝鮮人集落 歴史に幕:朝日
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川崎市幸区戸手4丁目で川崎市幸区の多摩川の河川敷に、戦後60年近く残り続けた在日韓国・朝鮮人たちの集落が近く姿を消す。
もとは朝鮮半島から強制連行された人らが戦後住むところに困り、住み着いたとされる。半分ほど公有地のため、市や国が長年立ち退きを求め、
ようやく補償交渉が合意に達した。跡地は3棟の高層マンションに生まれ変わる。
JR川崎駅から1・5キロほど離れた多摩川の堤防の外側に沿うように集落はある。バラックなどが隣り合わせに並び、高齢者を中心に
約130世帯が住む。人数は200人前後とみられるが、住民登録していない人も多く、市も住民自身も正確な数はまったく把握できていない。
国有地や市有地を「不法占拠」した場所も多く、市や国が約40年間住民に求めてきた立ち退きに、住民側がこの5月に応じることが決まった。
公有地の住民への直接補償ができないことが支障になってきたが、集落内に点在する民有地を公有地と交換後、開発業者に転売することで
「補償費」を工面することにした。1世帯当たり平均で2700万円程度の「補償」が見込まれるという。
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