11/08/02 21:24:40.40 +pZYxz80
男がいた。
目の前には、くらかど。
ならば、必然。
「うまい・・・志向の料理とはまさに」
男の顔に湛えられた喜色は、何人にも否定できない不動の旨高。
だがしかし男よ、このままくらかどを、ただただ、受信するだけで人生でいいのか。
くらかどの神髄に触れてなお、客もとい傍観者に、終わっていいのか。
否、終わっていいはずがない。
くらかどを知覚した時点で、貴が存在は、人類の上位概念へとわずかでも移行しているのだから。
そう、つまりそれは男が、平凡を貪る人類の旅路から、袂を分かったことに相違ない。
「始めようか人生を」
―紀元前の話である
それからというもの、時代を代表するくらかど店長の手により、くらかどの歴史は途切れること無く現代へと紡がれる。
初代くらかど店長の記したくらかど原典とともに、その感動は、伝説は、現代へと連綿と受け継がれたのだ。
しかし、現代など、くらかどの進化の経過点にすぎないのだろう。
奇跡の軌跡を描くくらかどの跳躍の着地点こそ、神すらも知り得ない極地であるのだから。
しかし、それを加味しても、なお、
進化の過程にもかかわらず、時代の変遷の節々で最高調和を放つくらかどの魅力は、地に落ちることを知らない。
あなたも、くらかどとともに時代を歩める僥倖に感謝し、真理に触れてみては、いかがかな。
くらかどこそ、現代における、森羅万象に向けたアンサーなのだから。
行こうよ!
くらかどへ