10/06/29 22:06:30 nC/do4B9
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理念語り実行する人を選ぶ
ラーメン店主 西田光宏さん（３８）
今治市中心部で２００８年８月に久留米ラーメン店「光屋（みつや）」を開業しました。
昨年８月にはインターネットのブログを通じて集まった今治市内の工務店や不動産業など
異業種の市民グループで、瀬戸内の魚でだしを取ったご当地ラーメン「今治ラーメン」 を誕生させました。
レシピはライバル店「麺屋武吉（めんやたけし） 」 の横内雅（まさし） 店主を始めメンバーみんなで研究を重ねた成果です。
福岡県久留米市と松山市でラーメン修業をして、０７年秋に７年ぶりに古里・今治へ帰ってきました。
ところが、中心商店街はシャッターを閉めた店がめっきり増えていました。
そして、市内の至る所で県外資本のフランチャイズ店の看板が目立っていました。
「どうしたんやろ商店街。なんでこんなに閉まってるんだ」 とショックでした。
税金を納める身になって「税金は何に使うのだろう」 と考えるようになりました。
巨額の税金をつぎ込んで郊外の丘陵地を開発するような事業には疑問を持っています。
郊外の公園には立派な野外ステージも造られたりしますが、ほとんど使われていません。
造ったものが使われないことに政治の矛盾を感じました。
また、大きな公共事業で地元の大工さんが潤っているとは思えません。市民一人一人が豊かにならないと街にも活力は生まれません。
今治ラーメンは地産地消と市内外からの客で地元を元気にするのがコンセプト（理念） です。
政治にもコンセプトが必要ではないでしょうか。
それを明確に説明でき、言ったことをやる人を選挙で選びたいと思います。（寺門充）