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ＪＲ“安全確保”職員に徹底 - NHK北海道のニュース 11月07日 18時45分
ＪＲ北海道は、ことし５月に石勝線で起きた特急列車のトンネル火災を受けて、安全対策の
方向性をまとめた「行動計画」を社員に説明し、安全確保の徹底を改めて指示しました。
この説明会は、ＪＲ北海道が石勝線の事故のあとにまとめた行動計画を説明するために開き、
札幌市内のＪＲの施設などに所属する運転士や車掌など、３００人近くが出席しました。
このなかで、柿沼博彦副社長は、「事故は１００％、ＪＲの責任で起きたもので、言い訳は
できない」と述べ、日々、安全の確保を優先する姿勢を徹底してほしいと社員に指示しました。
説明された行動計画には、安全の確保に向けてＪＲ北海道が必要と考える、企業風土の改革や、
社内態勢の構築、それに社員教育の充実などが理念としてまとめられ、９月に国土交通省にも
提出されています。
ＪＲ北海道では、先月から道内各地を回って同様の説明会を開いていて、年内には行動計画の
実現に向けた予算や日程などを具体的にまとめる方針です。
説明会のあと、柿沼副社長は「事故から５か月がたった。人間の記憶はどうしても薄れていく
ものだが、今回の事故は絶対に忘れてはならない。社内に安全意識を浸透させていきたい」と
述べました。
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