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読売 ＞ 北海道
ＪＲ北海道 ４割減益…９月中間 2011年10月27日
ＪＲ北海道は２６日、２０１１年９月中間連結決算を発表した。東日本大震災による観光客の
減少や景気の低迷などがマイナス要因となり、売上高は前年同期比０・６％減の７９０億円。
また、経営安定基金の運用益減少もあり、経常利益は同３３・８％減の４２億円、税引き後
利益は同４２・５％減の２６億円と、いずれも減益となった。
５月の石勝線事故で脱線炎上した特急車両の損害や乗客の治療費など計７億５０００万を
特別損失として計上したが、同事故による乗客減については「ほとんど影響はなかった」
（野島誠総合企画本部長）とした。
一方、２０１２年３月期の業績予想では、今月２９日に道東自動車道（占冠ＩＣ―夕張ＩＣ、
３４・５キロ）が開通して、時間短縮される高速バスに利用者を奪われる可能性があるとして、
３億円の減収を想定。ＪＲ単体では、２期連続の赤字を見込んでいる。
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