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ＪＲの特急 緊急ブレーキ作動 - NHK北海道のニュース 07月10日 19時09分
１０日午前、釧路市でＪＲ根室線の特急列車が走行中に非常ブレーキが作動して緊急停車する
トラブルがあり、ＪＲ北海道は装置の不具合が原因と見て調べています。このトラブルは、
１０日午前８時すぎ釧路市音別町のＪＲ根室線で釧路から札幌に向かっていた９両編成の
特急「スーパーおおぞら４号」が走行中に非常ブレーキが作動したものです。
ＪＲ北海道釧路市社によりますと列車は当時、時速８０キロで走行中で、非常ブレーキがかかって
から２５０メートルほど進んだところで停車したということです。
乗客６０人にけがなどはありませんでしたが、トラブルの影響でこの列車が音別駅と札幌駅の区間で
部分運休となったほか、後続の特急「スーパーおおぞら６号」にも１０分の遅れが出ました。
ＪＲでは、列車のＡＴＳ・自動停止装置に不具合があったと見て、１０日夜、車両を札幌運転所に移して、
▼ＡＴＳが正常に作動するかや▼電気系統に異常がないかなど、詳しく調べることにしています。
ＪＲ北海道は、「利用者にご迷惑をかけて申し訳ありません。今後こうしたトラブルがないよう改善に
努めます」と話しています。
ＪＲ根室線の特急列車のトラブルで、後続の列車で大幅に遅れて到着した乗客は、札幌駅に
降り立つと一様に疲れた表情を見せていました。
釧路から来た５０代の男性は「前に利用した時も列車が運休したので、なぜ続くのかという印象です」
と話していました。同じ釧路から来た５０代の女性は「まさか巻き込まれるとは思っていませんでした。
ＪＲには、しっかりしてもらわないと困ります」と話していました。また、帯広から乗った３０代の女性は
「列車が運休したという案内が遅かったので困りました。２時間、立ちっぱなしでとても疲れました」と
話していました。
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