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読売 > 北海道
客のJR社員が炎目撃、車掌らに報告せず・・・石勝線脱線 2011年6月14日
占冠村のJR石勝線・第1ニニウトンネルで特急「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線炎上
した事故で、乗客として特急内にいたJR北海道の男性社員3人が、最後尾の車両から炎が
出ているのを認識しながら、車掌や運転士に連絡していなかったことが13日、同社の調査で
分かった。同社のマニュアルでは、火災の覚知は目視を前提にしていたため、炎を見ていない
運転士や車掌は指令センターに火災を報告しなかった。火災だと覚知しなかったことが、
避難誘導の遅れにつながったことから、同社は「連絡しなかったのは不適切な行動だった」として、
社員教育を強化していく。
同社によると、特急には運転士と車掌、客室乗務員2人の計4人の乗務員のほか、同社の
釧路運輸車両所に勤務する車両整備担当ら社員12人(1両目7人、2両目5人)が乗客として
車内にいた。今月に入ってから、同社が12人に事情を聞いたところ、2両目の自由席にいた
車両整備担当の50歳代の男性社員は、トンネル内で停車後、懐中電灯を持って先頭車両右側の
扉から車外に出た。前から順番に車両の床下を点検し、最後尾と思われる車両の床下から
40~50センチの炎が出ていたのを確認していた。社員は「トンネル上部のケーブルからも
10センチくらいの炎が上がっていた」と話したという。
この男性社員が先頭車両に引き返した時には、乗員乗客は既に避難を開始した後で、車両内には
誰もいなかったため、同社は「連絡ミスはない」としている。
また、2両目前方に乗っていた50歳代の男性社員は乗客が「窓から火らしきものを見た」と言うのを
聞いていた。先頭車両後方に乗っていた50歳代の男性社員も、後方車両から避難してきた乗客が
「火が出ているようだ」と話しているのを耳にしていた。2人はいずれも運転士と車掌に火災を伝えて
いなかったという。
同社は「全社員が適切な行動をとれるようにしていきたい」としている。
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