11/05/29 15:38:10.91 GZDaAZGU0
乗車していた喜多道議会議長が語る
(抜粋)
特急はトンネル内で止まると、一呼吸置いて窓の外に火炎が立ち上った。
車内に煙が入ってきたので、「まずいな」と思い、近くの乗客と声を掛けながら、
みんなで前方の4号車まで移動した。
時間が経過しても「車内アナウンスは『本部の指示を待っている』という内容。
ただ電気が消えたときに『外に出よう』と決めた」と話す。
大惨事になる予感がしたという。
その中で乗客は、破ったカーテンに水を含ませて煙を吸い込むのを防ぎ合ったり、
車内販売の水を分け合った。「周囲と声を掛け合いながら落ち着いて行動した。
パニックにはならなかった」と振り返った。
トンネル内を命からがら逃げ出すとき、高齢の女性が「(足手まといになるので)
置いていって」と話したという。
「でも誰一人見捨てずに助け合いながら避難した。
危機感と絶望感の中で、名前も知らない人たちが、それぞれの知見の中で行動した。
同士、戦友のようだ」と話して目を潤ませた。
(一部抜粋)
URLリンク(www.tokachi.co.jp)