11/05/29 02:56:22.89 PsA9nevl0
東京電力は28日、福島第1原発敷地内で、3月11日の地震発生後から
同月15日までに測定していた未公表の放射線量データを発表した。
公表済みの10分ごとの測定値の間を埋める2分ごとの値などで、
同12日午後3時半前に、毎時1015・1マイクロシーベルトという
高い線量が計測されていたことが新たに分かった。
東電によると、測定時に紙に記録したが、その後紛失したものもあり、
既に報告していた経済産業省原子力安全・保安院から取り寄せたり、
社内で見つけたりしたという。
東電は未公表の線量データがあると発表した今月27日には
「(未公表分に)特に異常なデータはない」としていた。
東電の情報公開をめぐっては26日、1号機で地震翌日に海水注入を
一時中断していたとするそれまでの発表を翻し、所長の独断で続いていた
ことも判明するなど、混乱が続いている。
このため枝野幸男官房長官が「こうしたことが繰り返されているのであれば
(東電は)国民から到底信用されない。日本の原子力行政にとって深刻な事態だ」
と対応を厳しく批判。データを公表しなかった経緯の徹底調査を指示した。
データを紛失したのは、記載した紙が放射性物質に汚染されて建物の外に
保管していたためとしており、記録管理の在り方も問われている。
URLリンク(www.47news.jp)