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読売 > 青森
貨物すれ違い回避 ダイヤ調整で安全確保 北海道新幹線 2011年3月3日
北海道新幹線と貨物列車がすれ違う際の安全確保をめぐる問題で、国が貨物の運行ダイヤを調整して、
すれ違いを回避する方向で検討していることが2日分かった。三村知事が同日の県議会代表質問で
明らかにした。ただ、ダイヤ調整の難しい便もあり、2015年度の開業後しばらくは、一部の新幹線で
低速走行を強いられそうだ。
すれ違いの共用走行となるのは、青函トンネル(54キロ)を含む82キロ。国土交通省が昨年2月、
5000億円超で別トンネルを設置するなどの解決策の試案を示したが、県が反発していた。
県によると、国交省は貨物を運行するJR貨物とJR北海道に働きかけ、過大な追加負担がかからない
ようにダイヤ調整することで一致。新幹線の本数は減らさず、貨物列車の走行時間帯を新幹線の合間や
夜間に集中させる方向で協議中だ。国交省はまた、北海道新幹線の建設費が当初予定の4670億円から
904億円増加すると見込んでいた問題について、増加額の見直しを県に通知した。建設費などの物価
上昇分320億円を除外し、さらにJR北海道に新たな負担を求めるためで、今後新たな増額分を提示する
としている。
知事はこの日の答弁で、「建設費増額、共用走行問題のいずれも県の主張通りに見直しが進んでいる。
引き続き本県負担の低減に取り組みたい」と強調した。
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