11/02/20 15:29:02.01 hkA60eS60
なんか、暫定開業の流れになってるみたいだけど、暫定開業しない前提で考えてみたい。
青函区間の新幹線共用化の問題点を挙げると?
ATCの切り替えタイミングと昇圧のタイミングの2点が大きい。
これらを新幹線開業の前に行うか後ろに行うかで、それぞれの組み合わせは4パターンになる。
これらの切り替えパターンが各種運行形態(在来貨物、在来旅客、新幹線)に与える影響を考えてみると、
在来貨物については、新鋭複電圧機関車によりすべてに対応できる。
問題は旅客輸送だ。空白をつくらずに、十分な試運転ができるようにするにはどうしたらよいか?
このうちATC切り替えタイミングについては、
その後の新幹線で切り替え作業が不要にできるので、新幹線開業前に行うのが望ましい。
在来特急→新ATCの追加工事が必要。
新幹線→問題なし(旧ATC対応不要)
(これを開業後に行おうとすると、789系への追加工事が必要なくなる代わりに、
新幹線側に2方式を搭載する必要がでてくる。
しかも、新幹線開業後に在来線と合わせた一斉切り替えが必要。)
昇圧タイミングについて、新幹線開業前に行う場合、旅客輸送に空白。
在来特急→昇圧後運行不可
新幹線→問題なし
昇圧タイミングが新幹線開業後の場合、旅客輸送の中断は避けられる。
但し、複電圧に対応した車両が必要になり、
開業当初は、共用区間前後で電圧切り替えが必要。
在来特急→問題なし
新幹線→複電圧を用意する必要あり。
結局、
789系、新ATC追加工事
新幹線、函館乗り入れ車両のみ複電圧対応
とすることで、ATCは開業前、昇圧は開業後に円滑に行うことができるようになる。
しかし、仮の物への投資としては高いかも知れん。