11/02/16 19:22:33 CoEojBZi0
>>165&>>170-174
妄想込みで盛り上がっているところすいませんが、(社)日本鉄道電気技術協会の協会誌「鉄道と電気技術」の
2月号 URLリンク(www.rail-e.or.jp) に
JR北海道の工務技術センター木古内新幹線工事事務所の松波氏が「何人も経験のない北海道新幹線の共用区間工事」と題して書いてある記事にその辺の答えの一部が。
で、何人も経験のない業務として以下の三点をあげてます。
1.最短約2時間の停電間合いでの電車線の張替(平成25年度まで)
他紙での記事で320km/h対応の電車線(架線)と判明済み。
2.き電用変圧器の取替(平成24年度まで)
20,000Vと25,000Vの切替タップ付きのものだそうです。
3.アナログATC(ATC-L)とデジタルATC化(DS-ATC?)の併存と最終切替(平成27年度まで)
現在はケーブル延線工事中で、本格化するのは平成23年度からだそうです。
他に三線軌化をはじめとする軌道工事、奥津軽駅と新湯の里信号上の構内改良、土木付帯・起動付帯工事などがあるそうです。
というわけで、>>165の「ATC-LとDS-ATCは地上設備側の問題で共存不可」は間違いですな。
以上のことから、切替手順は、
ATC-LとDS-ATCの併存化→(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構による完成検査→JR北海道への引渡し
→E3系かE5系で試運転→昇圧・国土交通省による完成検査→(E3系で試運転した場合は暫定開業→)正式開業→ATC-L設備の撤去・後始末
とみて間違いないでしょう(昇圧が必要な試験や検査は、夜間間合いや半日程度運休して実施)。
あとの問題は…抑速ブレーキのないE5系が20,000V時に青函トンネルを走れるかどうかですな。