11/03/09 21:47:08.23 RN8h+0LM0
面白い記事があった。
米国高速鉄道について~その歴史と現状~
URLリンク(nexi.go.jp)
注目なのはここ。
アムトラックは2010年9月に、次世代高速鉄道線(Next-Gen High Speed Rail Line)構想を発表した。
今後25年かけて総工費1,170億ドル(年間47億ドル)を投じて、既存路線に並行した高速専用軌道を設けるか、もしくは新線を建設し、
ボストン・ニューヨーク・ワシントン間を最高時速354kmで営業運転する構想である。
これによりニューヨーク・ワシントン間の所要時間は1時間36分と現在の4割短縮、ニューヨーク・ボストン間のそれは1時間24分と6割減に短縮される。
北東回廊は国土の2%に人口の6分の1相当の5千万人が居住し、GDPの2割を稼ぎ出す経済の要衝だ。現在、同地域の交通は89%が高速道路利用、5%が航空機、6%がアムトラックで、
アセラの運行頻度は1時間にたった1本で乗客は年間310万人にすぎない(東海道新幹線は1億3,800万人)。
これを2050年には高速鉄道だけで1,970万人に引き上げることが目標で、ニューヨーク・ワシントン間の交通の39%を鉄道が担う(非高速鉄道含む)という計画である。