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中国鉄道部汚職がうんだ危ない“おから高速鉄道”(抜粋)
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
先月、鉄道部部長、つまり鉄道相の劉志軍氏が汚職で失脚し、続いて鉄道部運輸局長の張曙光氏も停職処分をうけ
党の取り調べを受けた。高速鉄道の父と呼ばれた劉志軍が8年にわたる鉄道部トップの座で相当の不正蓄財をして
いたのは、いわば周知の事実である。
(略)
しかし、一番気になるのは、ニューヨークタイムス(2月18日付)に報じた高速鉄道網の手抜き工事説である。
劉氏に近い筋によれば、高速鉄道網に使われているコンクリートは要求される耐性がなく、時速350キロのスピード
で運行されつづけていれば、2、3年以上はもたない、という。コンクリート枕木はフライアッシュセメントを用い
なければならないはずだが、その建設スピードは、大量の石炭を燃焼させて作るこの種のセメントの供給スピードを
大きく超えているのだ。コストをみても、中国の高速鉄道の1マイル(1・6キロ)あたりのコストは1500万ドルで、
欧米では4000万ドルから8000万ドルが普通という。これが本当なら数年内に中国高速鉄道で大惨事がおこっても不思議
ではない。しかも鉄道部の債務比率は総資産の55%、2020年で70%に達する可能性が有り、高速鉄道の利用率が高く
ても20年は赤字続き、という民生銀行のリポートを中国誌財新が報じている。
胡錦濤政権は今頃になってこの鉄道部の巨額汚職の結果に生まれた債務まみれのおから工事の高速鉄道の恐ろしさ
に気付いて、あわてて総責任者に処分に踏み切ったということだろうか。だとすると、本当に報道すべきは劉氏に18
人愛妾がいたというスキャンダラスな話題ではなくて、これから起こるかもしれない大惨事をどう防ぐか、である。
そして、中国の高速鉄道に技術供与した日本としては、大惨事が起きたときに、責任を負わされるかもしれない可能性
について、どう対応するかも考えておいた方がいい。