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読売 > 北海道
遮断機下りない踏切9か所・・・JR北海道が設定ミス 2011年2月7日
北海道内に設置された踏切の計9か所に設定ミスがあり、遮断機と警報が適正に作動しない状態にあった
ことが6日、JR北海道への取材でわかった。先行列車が近くにいると、遮断機と警報が先行列車しか
認知できない設定となっており、同社は「後続列車が通過する際に重大な人身事故を招く恐れがある」と
して、変更を急いでいる。
同社によると、5日午前11時35分頃、北斗市のJR江差線七重浜―東久根別駅間の「山田道路踏切」で、
特急列車(8両編成)の運転士が、遮断機が下りていないことに気づき、緊急ブレーキをかけた。特急は
踏切を約60メートル過ぎたところで停止し、けが人はなかった。
同社が現地を調査したところ、踏切手前に設置された「鳴動点」という地点を列車が通過しても、警報と
遮断機が作動しない状態だったことが判明。国鉄が民営化された1987年以前に設定されたもので、
その後、変更はされていなかったという。
この問題を受け、同社が道内全域の踏切を確認したところ、ほかにも江差線や根室線、函館線の
計8か所の踏切で同じ設定となっていることが確認された。
このため、同社は6日、遮断機が下りない踏切に人が立ち入るなどの事故を警戒して、各踏切に監視員を
配置、目視で安全確認した。
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