11/01/31 02:53:56 kh3hNTJV0
「つばめ」は言い方悪いけど「不良債権処理」列車でしょ。
これがあるから「さくら」が思い切って飛ばせる。
開業当時の東海道新幹線の基準だったら
博多、新鳥栖(米原のような役割)、熊本、新八代、出水、川内、鹿児島中央って感じだろうけど、
そうもいかない事情があるから、
「つばめ」に利用の見込めないローカル駅をまとめて引き受けてもらう、という...
栄光の「つばめ」にそんな役割をさせるのは悲しいけどね。
ただ、東海道・山陽の「こだま」もそうだが、「こだま」が新富士とか新尾道をひきうけてくれるから
「のぞみ」やレールスターを設定できて飛行機と戦えるわけで、
ダイヤのパターン化もできるわけだ。
「こだま」や「つばめ」を廃止して「ひかり」や「さくら」にローカル駅のフォローをさせると、
一時の東北新幹線みたいなランダムダイヤができあがってしまい、
結局新幹線全体の競争力が落ちてしまう。
一時山陽新幹線でも、新大阪~岡山が各駅停車で岡山から終点広島までノンストップ、
なんて「ひかり」を作ったり、岡山「ひかり」を岡山から各停で広島終着にしたりなんてことをやっていたけど、
短期間ですぐやめてしまった。
結局、ガラガラの「こだま」を運転して「ひかり」「のぞみ」に思いっきり飛ばしてもらうほうが
効率が良いわけだ。
だから、「つばめ」の存在は、肯定せざるを得ない、というのが俺の結論だし、
このスレの住人の多数もそう思っていると思う。