11/01/20 20:17:03 r2TQUzEQ0
新幹線トラブル システムを過信せずに......東京新聞 2011年1月20日の【社説】より
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
JR東日本の全新幹線が十七日にストップしたトラブルは、運行管理システムの能力を超える情報があふれたためだった。
改善を怠ってきた判断は甘い。これを機に安全管理を徹底してほしい。
2008年にも「コスモス」に規定外の入力をしたことで、トラブルが起きている。
今月には栃木県内で架線が切れたが、目視検査で劣化に気付かなかったためだとみられる。
昨年にはJR東海の東海道新幹線で、ボルトの付け忘れによる架線切れがあった。
[今月の13日には「新大阪駅 鉄片落ち車に傷」という事故もおきている(鉄板では殆ど語られなかった)]
小さなトラブルを見過ごし、大事故を引き起こすことは、飛行機事故などで、しばしば指摘される。
どんなトラブルでも情報を集約して、一つ一つ見直していくことが大事だ。
列車運行のさまざまな現場で、安全管理のノウハウがきちんと伝承されているかどうかも再チェックが必要だ。
新幹線は海外に売り込みを図っている日本の優れた技術である。定時運行が徹底され、その安全性には高い評価がある。
トラブルが重なれば、公共交通機関として信頼は損なわれ、海外の高速鉄道との競争にも勝てなくなろう。
新大阪駅 鉄片落ち車に傷 2011年01月13日
URLリンク(mytown.asahi.com)
JR東海は12日、東海道新幹線新大阪駅(大阪市淀川区)の下にある橋から、約20個の鉄片(重さ計約1・2キロ)が5・6メートル下の国道423号に落下したと発表した。
うち最大で縦8センチ、横5センチ、厚さ3ミリ、重さ35グラムの複数の鉄片が停車中の乗用車の屋根に当たって傷がついたが、けが人はなかった。
同社によると、落下したのは同日午後2時40分ごろ。鉄片は橋の下側に設置した排水管(幅20センチ)の表面部分が、腐食してはがれ落ちたものと見られる。
JR東海は同日夜、国道の通行を規制したうえで排水管の周辺を緊急点検する予定。