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【新春に語る】JR東海・山田社長「高速鉄道輸出 コスト削減に寄与」 (2/2ページ)
2011.1.14 05:00
●Q --今後、超電導リニアの技術が中国などに流出することも懸念されるが?
○A 「定年退職した技術者が、気づいたときには中国や韓国にいるような事態は避けなければいけない。
彼らには定年退職後も顧問などの形で会社に残ってもらい、若い技術者に技術や経験を伝授していってもらいたいと考えている」
●Q --国内の旅客輸送市場は縮小の一途をたどっているが?
○A 「圧倒的な流動量を抱える東京-大阪間は徹底強化しかない。
その他の地域は人口減少に伴い、需要も減る。
安全を確保した上で、コストがかからないような運営手法をさらに強化しなければいけない。
『地方の中核都市の商店街ではシャッターがどんどん下りてきている。とはいえ、そういった地域の線路をはがすことはできない』。
フェリーと同じように、暴風雨のときは運休にするなど、工夫が求められる」
(米沢文)
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【プロフィル】山田佳臣 やまだ・よしおみ 東大法卒、1971年旧国鉄入社。87年JR東海入社。
人事部長、常務総合企画本部長、専務事業推進本部長、副社長などを経て2010年6月から現職。東京都出身。