11/01/27 00:46:26 jjUWv7jy0
問題なのは特急いわき分断という施策を、常磐道相馬延伸と時を合わせて行なうという所。
1989年の常磐道いわき延伸時に、130km/h運転で速達性と快適性を前面に押し出した651系を投入して勝負に出たとき、
さらには、TX開通時に合わせてE531系特別快速に2階建てG車を投入したとき、
それぞれライバル交通機関に対し対抗策を打ち出したが、今回はまったくその反対の施策に出ている。
つまり勝負せずに最初から高速バスに対し白旗を挙げたということ。
それはおそらく、いわき以北の輸送量が寡少だから勝負する旨味は無いという経営感覚が働いたのだろう。
それならばこそ、関東圏支社の感覚でいわき以北が切捨てられるのはあまりに忍びないので、
水戸支社にとっていわき以北がお荷物なら、いっそいわき以北を仙台支社移管して、仙台近郊圏輸送の
一翼を担うべく、ダイヤ面でも車両運用面でも路線事情に見合った施策を講ずべきだと言いたいのである。
仙台近郊圏JR線の中で一番の冷遇ダイヤは常磐線であるのは周知の通り。常磐線は他支社にまたがるから
柔軟なダイヤが組みにくいのだろうからそれを解消する意味でも、これは必要だと個人的には思う。