11/01/04 17:52:39 h9FwhIRR0
来年のE657系投入に伴う特急のいわき分断が、常磐道相馬延伸とほぼ時を同じくして行なうと言うことは、
水戸支社は明らかに上野対原ノ町・相馬等の相双地区の長距離輸送を捨てるという意思表示だから、
(逆に言えば、いわき以南の特急輸送の充実化のために足かせとなる閑散区間への運転をやめるという事)
いわき以北の輸送体系は、むしろ対上野ではなく、対仙台指向になっていくのが自然だと思う。
(特に相馬以北対東京は新幹線誘導策を取りたいだろうし、普通列車も仙台車の方が路線事情に合う)
そう言う意味で、もはやいわき以北が水戸支社管轄である意味を為さないのではないかと思うのであります。
現在、仙台都市圏JR各線で快速運転が無いのは常磐線だけであり、その常磐線は今まで上野直結の特急が
その役割をも担っていたけど、その特急がいわき分断されるなら何も特急である必要はなく、
余剰のE653系を使用してグレードの高い快速をいわき-仙台間に運転すれば、高速道には勝てないけど
乗客サービスになにがしかプラスになると思うのであります(新幹線誘導策を取るなら尚更好都合)
ちなみに、原ノ町・浪江・富岡周辺対東京の輸送は、水戸支社の考えだと高速バスに大半が流れるから
いわきで乗換えを強要しても問題はなかろうというのが結論なら、むしろ原ノ町以南対東京は
常磐道開通と同時に、高速バスを現在以上に本数を強化する必要があるものと思うのであります。
(市場は小さいとは言え、企業努力をやめた特急の利用客をバスに大きく取り込む絶好のチャンスでもある)