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県議会で鉄道特別委員会URLリンク(www.nhk.or.jp)
東北新幹線の全線開業に伴い、JR東北線の八戸・青森間の運行を引き継ぐ「青い森鉄道」について県議会の 特別委員会が開かれ、並行在来線を維持するため国からの財政的な支援を求める意見が相次ぎました。
24日午後、県庁で開かれた県議会の「新幹線・鉄道問題対策特別委員会」には、16人の委員のほか、県の 担当者が参加しました。
東北新幹線の全線開業に伴い現在の東北線の八戸・青森間は、JR東日本から経営が分離され、第3セクターの「青い森鉄道」に運行が引き継がれますが、利用客の減少などから年間16億円の赤字となる見通しです。
これについて、委員からは、これまで国に対して要望してきた財政的な支援策が示されていないことについて
質問が相次ぎ、「青い森鉄道の線路を使うことになるJR貨物から実態にあった使用料を徴収しなければ、県民の納得を得られない」とか
「鉄道・運輸機構の剰余金を活用するよう求めるべきだ」といった意見も出されていました。
これに対し県の担当者は、「国やJRに対して引き続き粘り強く支援を求めていく」と述べるにとどまりました。
県議会の特別委員会では、今後、並行在来線の沿線自治体などとも協力し、国などに財政支援を求める要望活動を行っていくことにしています。