架空の車両形式・番台スレ 17次車at RAIL
架空の車両形式・番台スレ 17次車 - 暇つぶし2ch26:anorak?
10/08/29 18:08:54 ZI/1nyOu0
>>17 >>19に続く平行世界もの
◎国鉄キハネ49形
登場年 1987 特記 寝台DC
○1986年、国鉄は、87年の国鉄分割民営化並びに88年の青函トンネルと瀬戸大橋開業を考慮した車両投資を実行。
企画段階にて、瀬戸大橋開業後、新大阪で東京からの最終のひかり号に接続して朝7時台前に松山と高知に到着し、
かつ上りは新大阪で始発のひかり号に接続する、関西と四国を結ぶ夜行急行列車の設定が考え出された。
フェリーなどの競合を考慮した需要予測から松山と高知各々には三両編成で足りると導かれ、客車では不経済なので
気動車の運行となり、寝台のサービスも必要とあって、キハ58/65系と編成が組める寝台気動車の製造が決定された。
それが、キハネ49である。
足回りは、製造と保守コスト削減の為に同時期に四国向けに製造されたキハ185系のキロハ186形にほぼ準じ、
ボルスタレス台車で、出力250psのエンジン一台搭載、別個に他車供給可能なサービス用電源のディーゼル発電装置も。
車体は鉄鋼製で、意匠はスハネフ15の車掌室をキハ185の運転士用扉込みの運転台に取り替えた様なものになり、
乗降扉は折戸の一つ、ベッドを枕木方向に配置した二段式の開放B寝台、乗降口洗面台二つ、和式便所・洋式各々一つ。
床下の艤装の余裕の無さから水タンクを床上に設置したのでスハネフ15に比べて定員は少ない。
塗装は、キハ58/65系と同様のツートンカラーで、583系寝台電車に因んで白地に紺になった。後にJR四国色になる。
JR発足直前の87年3月までに六両が落成し、87年4月、JR四国に承継された。
88年4月、瀬戸大橋線開業に伴って、京都~多度津~松山/高知を運行区間とする夜行急行列車に就役。
当列車の松山発着編成と高知編成の各々はキハネ49一両とキハ58/65系の二両の三両編成を基本とし、繁忙期には増結。
2003年、老朽化したキハ58/65系に取って代ってキハ185と組むようになった。これは、振り子式新型車の台頭により
キハ185系に余剰車が生じた事で実現し、対象車にはキハネ49との協調運転の改造及び夜行用アコモデーションの改造、
並びに原油高騰の影響で京都・多度津間はEL牽引とする為、キハネ49も含めて、ブレーキや電源などの改造も施された。
失われた二十年の現在、キハネ49組込み関西対四国夜行急行は、お遍路さんに支えられ、毎晩人生劇場の様相。


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