10/08/22 17:46:11 bvIyTon50
>>1 新スレ thank you!
◎JR西日本505系交直流一般形電車
登場年 2009- 車種 クモハ505(Mc) クハ504(T'pc) 特記 金沢市の地下鉄直通用
○2005年、地方経済活性化並びに地方の中核都市の公共交通改良を大義名分に金沢市において地下鉄が着工された。
経路は、金沢駅と当駅から離れた中心市街地を結ぶ、金沢駅周辺~武蔵ヶ丘辻~香林坊~片町~野町駅。
金沢市などの関連自治体が出資する第三セクターの金沢高速鉄道が第三種鉄道事業者として建設し、
北陸鉄道が第二種鉄道事業者として運営する、という上下分離方式。
この金沢市の地下鉄は、北陸鉄道の石川線及び浅野川線、並びにJR北陸本線との相互直通を行う。
北鉄石川線とJR北陸線の連絡駅である各西金沢駅を統合化し、石川線は1500Vに昇圧した上で、JRが石川線の
西金沢・野町区間経由で当地下鉄に乗り入れ。
着工以前は路面電車型LRTも検討されたが、経路上の道路を拡張出来ない上にLRTの専用軌道敷設による自動車走行車線数の
減少に伴う渋滞悪化と、それによる市街地の魅力と集客低下が懸念された為、そして何よりも路面電車全廃後の70年代に
地下鉄構想があったが当時の霞ヶ関の役人にけなされた遺恨を晴らす為に、そう、江戸時代、江戸、大坂、京都に続く
大都会だった誇りに掛けても、路面電車は拒絶され地下鉄に。御陰でJRとの直通が可能となった。
当地下鉄は、財源の厳しい制約下での需要と供給の適切な予想に基づき全線単線であり、全駅交換、20m車4両の有効長。
この金沢地下鉄の直通用にとJR西日本が製造したのが、505系である。
意匠は、JR東日本の701系に酷似したステンレス製幅狭車体、ステップ無しの半自動式の両開き三扉、先頭車貫通型、
集中式冷房、自動解結装置、そして、オールロングシート、熱線吸収窓で遮光幕省略、便所無し。
走行システムは同時期の521系に準拠し、T'pcに集電装置と交流用機器を集約、McT'pcを編成の基本単位、
521系と併結協調運転可能、地下鉄は駅間距離が短いので加速度は高めに、207系と同じ。
2010年春に金沢市悲願の地下鉄が北陸鉄道地下鉄線として開業し、北鉄の既存路線とJR北陸線との直通運転も開始され、
当車両は就役。北陸線の地下鉄直通列車の運行区間は津幡・小松。ラッシュ時は4両編成で、他は二両編成で運行。
北陸鉄道在籍車もある。