10/09/13 23:32:59 +dS+VM+00
平成22年9月5日6時59分頃、山陽新幹線こだま729号運転士は、姫路から相生駅間走行中に緊急ブレーキが動作し停止した旨を指令に報告しました。
運転士が車内で応急処置を行いましたがブレーキが解除できませんでした。係員が当該車両に向かい確認したところ、
進行方向と反対側の運転台からの操縦で移動可能であることが確認できたため、9時15分に相生駅に向けて運転を再開しました。(後続列車も順次運転再開)
原因
2号車床下に設置している機器箱内の電気配線の一部で被覆の摩耗によるショートが発生し、ブレーカーが「切」となったため。
当該車両は、平成22年5月に16両編成から8両編成に改造する工事を実施しており、電気配線を付け替える作業を行った際に、
誤って配線1本を挟み込んだ状態で端子台を取り付けたため、走行振動などにより被覆の損傷が徐々に進行し、ショートしたものと推定しています。