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岩泉線 来春まで復旧できず
ことし７月、土砂崩れのため列車が脱線して現在も不通になったままの岩手県のＪＲ岩泉線について、
ＪＲ東日本は、安全確認のための調査が春先までかかる見通しで冬の間は運転を再開しない方針を決めました。
岩泉線の運転再開は早くても来年春以降になります。
ＪＲ岩泉線は、ことし７月３１日に岩手県岩泉町内で線路脇の山肌から崩れてきた土砂に列車が衝突して脱線し、
現在も、全線で不通になっています。
ＪＲ東日本では専門家による委員会を社内に設けて土砂崩れの原因を調べていますがＪＲ盛岡支社によりますと
この委員会から、山の地盤が冬の間凍結したあと、春先にとけることが原因の１つではないかという考え方が
示されたということです。
このためＪＲでは春先に地盤の状態を調査することが安全を確認するためには欠かせないとして冬の間は岩泉線の
運転を再開しない方針を決めました。
岩泉線の運転再開は早くても来年春以降になります。
また岩泉線ではバスによる代行輸送が行われていますがこれから本格的な冬を迎え道路が凍結してスピードを出すと
危険なことから１２月１１日からバスの時刻を変更することになりました。
新しい時刻では岩泉駅と宮古駅の間でおよそ２０分ほどこれまでより長くかかるということです。
11月24日 19時01分
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)