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調製粉乳から「【【【サカザキ】】】菌」検出
大腸菌の一種で乳児の脳髄膜炎などを引き起こすおそれがある「エンテロバクター・【【【サカザキ】】】菌(Ent.sakazakii)」が市販の調製粉乳から検出された。
国立獣医科学検疫院は今年1-9月に34の調製粉乳製品を検査した結果、南陽(ナムヤン)乳業の「アルプス山羊粉粉乳」から300グラム当たり1個ほどの【【【サカザキ】】】菌が検出されたと7日、明らかにした。
検疫院はこの製品に対し6日から販売禁止および自主回収措置を取った。 販売禁止対象は製造・流通期限が4月18日から来年8月17日までの400グラム缶6035個。 この製品は原料の70%がオーストリアから輸入され、国内産が30%ほど含まれている。
欧州連合(EU)はこの菌に関し異なる基準を設定して管理しているが、韓国・米国・日本などでは大腸菌群の一種として分類されている。 この菌による汚染事故は世界で1961-2002年に47件が発生、15人が死亡し、31人が回復している。
鄭錫賛(チョン・ソクチャン)獣医科学検疫院細菌課長は「原乳自体が汚染されているケースもあり、殺菌工程後の密封過程で自然環境にあった菌が入った可能性もある」とし、「国内ではまだ感染患者は出ていない」と述べた。
鄭課長はまた「【【【サカザキ】】】菌は摂氏72度で20秒以上加熱すれば殺菌できるため、調製粉乳でミルクや離乳食を作る際、熱湯を使えば感染を防ぐことができる」と付け加えた。060907中央日報
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