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まえがき
私は、若い人たちがコツコツと努力している姿を見るのが好きだ。喫茶店や電車の中、街角の思いがけ
ない場所で本を読んでいたり、英語の勉強をしていたり、辞書を引いたりしている若者を見かけると、「頑
張れ! 頑張れ!」と思わず声が出そうになってしまう。劣等感で打ちしおれている青年を見かけると、「
努力と、不退転の根性と、少しばかりの勇気が道を切り拓くんだよ。」と言ってあげたくなる。「頭が良いと
か、才能があるかなんて、単なる結果論にしか過ぎないんだよ。」と教えたくなる。
実際、悔しさをバネにして成功した人たちがほとんどなのだ。ごうごうたる非難の嵐の中で、信念を曲げ
ずに精進をし続けた者のみが、本物のキラメキを放つようになるのだ。本書『知的青春のすすめ』には、数
限りない実話がその背景にあることを知ってほしい。
2009年 4月
幸福の科学総裁 大川隆法