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神の母、聖マリア
カトリック教会は初代からナザレのイエスを産んだ乙女マリアを「神の母」とよび、
特別の崇敬を表し、今日に至るまで、マリアを特別に賛美し続けている。
キリスト教の信仰の中心は三位一体、父と子と聖霊の神である。しかしマリアは他の
すべての聖人より、教会の中で特別な位置を占めている。
聖書とマリア
教会は旧約聖書の中にも、マリアの姿を見いだす。
創世記3、15。蛇の子孫の頭を砕く女の子孫。第2バチカン公会議はこのイメージを
マリア、生ける人々の母として解釈した。
イザヤ7、14「おとめが身ごもって、男の子を産みその名をインマヌエルと呼ぶ。」
これはマリア、救い主の母として理解されている。(マタイ1、23をも参照。)
預言者の書に出る「シオンの娘」もマリアのイメージとされている。
新約聖書には特に次の箇所でマリアの働きが見られる。
マタイ1ー2章、ルカ1ー2章(イエスの誕生と関連の話)
マルコ3、31-35(イエスの母、兄弟)。ヨハネ2、1-11(カナでの婚礼)
ヨハネ19、25-27(十字架のそばのマリア)
使徒言行録1、14(マリアはエルサレムで弟子と共にいる)
ガラテヤ4、4(御子は女から)。黙示録12、1-6(女と龍)