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アリストテレスのプロトレプティコスは宗教精神を持つものなら誰でも基礎教養として読むべき。
プロトレプティコスは後にキケローのホルテンシウスの基底として取り入れられ、
このホルテンシウスを読んだアウグスティヌスは哲学の道を開眼し終生の指針の書とした。
錆びた包丁でも研ぎ澄ませば、鋭利に物を切ることができる優れたものとなるだろう。
人がよりよく生きるとは、自らが生じた根本の目的を理性の中に見定め、それを研ぎ澄ますということだ。
魂の洗練と言ってもいい。