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キリスト教会に属している大半の人が考えているのは、最後の審判の日が来るまで、
死んだ後のかれらの霊気は大地のまん中にとどまるか、祖父たちの住む陰府(リンポ)に、
とどめ置かれ、全天が大地もろともくずれ去るまでは、そのまま保たれるという
点です。
それは、火焔で滅びるか、地中に爆発が起こるか、天から雷光がいっせいに放たれるか
であって、そのとき墓が開き、保存されていた霊魂は自分の肉体を身にまとい、聖なる
都エルサレムに移され、かがやく肉体をもって、他の土地にいっしょに住まうことに
なると言うことです。
かれらは福音書や黙示録を文字上だけでしか、理解できませんからいつまでもこんな
幻想から離れられません。
でも、死体がムシやネズミやサカナによって食い尽くされたり、焼かれて灰になって
霧散したり、エジプト人のように死骸をミイラにして、人が食べたりすることもあるし、
ある場合は、太陽の熱で腐敗して骸骨になり、塵に化したりすることがあるのに、
あなたたちは霊魂がそれと合体することがあると思いますかと、聖職者にも平信徒に
も、聞いてみてください。
その信仰に何も答えない人もいます。信仰に理性を従わせるという人もいるでしょう。
また、神の全能は、人が頭で考えることを、はるかに超えているという人もいます。
信仰というコトバを持ってくると、理性は放逐され、健全な理性は消えていくか、無同然
になるでしょうか。あるいは、幻影となり、それが狂信となるでしょうか。
かれらは、それに加えて、「それは(聖書)によるわけだから(みことば)をもとにして
考え、話すしかありません」と言います。