10/12/08 18:29:26 tLL56CE+
「信楽ダヌキ」は？
その心は「タンキ」です ねづっちさん
2010年12月8日
農協に勤めていて、毎日午前７時半に家を出て夕方６時に帰っていました。
「くそ」が付くほどまじめな性格です。夕食と風呂が済めば日本酒を持って部屋へ。そこで資格の勉強です。
宅建、旅行添乗員、毒劇物取り扱いといった資格を２０種類くらい持っていました。
おじいちゃんが病気になり、古い農家の長男だったおやじは大学進学をあきらめて就職したんです。
多分それが悔しくて、大卒の人より色々なことができるようになりたかったんだと思います。
とにかくマイペースで、他人に興味がない。子どももほったらかし。
おやじに言われたことといえば「大学だけは出ろ」と「車の免許は取れ」だけです。
何かやってと頼まれると自分のペースを崩されるから短気になる。僕は、頼みごとをされた時にめんどくさそうな顔をしないように気をつけてます。
でも、マイペースなところは受け継いでますね。若手は普通やらない「なぞかけ」をずっとやってますもん。
おやじもおふくろも人前で話すのが苦手なので、僕は突然変異と言われてますけどね。
毎日同じ生活のおやじを見ていて、「何がおもしろいんだろう」って思っていました。
普通の仕事には就きたくない、とまで思うようになったんです。「芸人やるわ」と伝えたのは大学３年の時。イヤそうな顔をしてました。
１０年以上続いた下積み時代には「いつになったらやめるんだ」とよく言われました。
でも、最近テレビに出るようになったら、僕を「ねづっち」って呼んで、にこやかに会ってくれるようになりました。
「『おやじは、ととのわないのかよ』って言われて参ったよ」とか文句を言いながらも、喜んでくれているのがわかります。
おふくろによると、僕が出ている番組のＤＶＤを繰り返し見ているときもあるらしい。親が喜んでくれているのが一番うれしいですよ。