10/08/22 11:38:10 x3DLbH88
>>168 :鈴虫:2010/08/22(日) 11:00:11 ID:fxX+5LA/
>確かに在家さんがスポットを当てている部分は教義の根本の部分であり、しかも
>宗教間対話を行うにおいて急所となる部分ですね。
もう一つの急所は、法華経に説かれている「常住の仏」の存在ですね。
原始仏典でも「常住の仏」とは直接に説かなくても、例えば長部経典の「大本経」
では宇宙劫の時間スケールで存在する「仏」が説かれております。
もちろん、キリスト教やイスラム教では「常住の神」の存在は当たり前です。
ただし、龍樹が中論の中で「運動」と「時間」を否定しましたので、その流れを
汲む仏教宗派の中では「常住の仏」の存在を否定しているかと存じます。
でも「運動」と「時間」の否定方法が机上空論(言語論理世界上での空の証明、
現実世界での証明ではない)であったことは幾度も指摘済みであり、賛同いただく
方も徐々に増えてきえいるようです。