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『高橋信次霊との対話』抜粋 ～生前の間違いに対する「現在の思い」～
◆生前、弟子たちに仏典を読ませないようにした理由③
高橋信次：偽者だとは、あれですけど……。
大川隆法：「釈迦ではない」という判定をされて、腹が立ちましたね?
高橋信次：まあ、「間違っている」というような感じはありましたね。
大川隆法：その渡辺照宏は、私については釈迦だと認定してくれているんですよ、
あの世に還ってから。
まあ、おそらく、あなたの、仏教についての理解のなかに間違いがある。
あなたの教えは、"釈迦の教え"として再現されているけれども、釈迦なら当
然知っているはずのもので、あなたの教えには出てこないものがある。それは何
かというと、例えば、「戒律」というものは釈迦教団において非常に重きを置い
ていたものですけれども、あなたの教えには、戒律について触れたところがまっ
たくありません。これは、勉強していない証拠であるし、実は、釈迦ではない証
拠でもあるんですよね。
高橋信次：まあ、おっしゃるとおりで、私は電機屋をしながら宗教をやっており
ましたので、勉強不足であったことは否めません。ええ。それは、おっしゃると
おりでございます。