10/07/24 21:38:35 m1Seje/B
>>141
>宗教もアヘン呼ばわりして完全否定しているから自分の殻(黒いまゆ上の棺おけ)
>に閉じこもって 冬眠する無意識地獄に堕ちた。
マルクスの宗教論でよく引用される「アヘン」というのは、取り締まるべきものという意味ではなく、現実逃避的な意味、つまり悲惨な現実世界の中で希望を見いだそうとするために、民衆が宗教を「必要」としてきたということだろう。
そして、社会が発展して現実的な欲求が満たされる理想的な状態に至ることで宗教が必要とされなくなる時代が来るということであり、別に宗教が科学的でないから政治的権力を行使して弾圧しようという話ではなかったはずである。
最も咎められるべきは、自ら皇帝崇拝の「教祖」となり既存の宗教を弾圧した後世の革命家ではないか。
もし死後の世界があって、唯物論ということで罪が裁かれるのであれば、スターリンはもちろん、毛沢東も、さらにレーニンも、簡単に許されるとはとても思えない。