09/12/12 23:09:33 ZHvILsfk
>>94
もとは教団・ホーリネスの群の信徒だったＩ牧師が、神学生のころに
卒論の題材を考案中に、友人に誘われ出かけたのが神戸ハリストス正教会で
このとき正教の奉神礼の魅力に惹かれたのがその理由だそうです。
『それまでもカトリック教会や聖公会に行ったが、正教会にはびっくりした。至
聖所と聖所、祭壇、十字架、ローソクの光、その光に浮かび上がるイコン、美
しい祭服、香の煙と香り、鈴の音、鐘、美しいアカペラの聖歌。瞬間的に最も
古い伝統的なものを体で感じた。それと同時に、旧約聖書の世界がそのまま受
けつがれてきたような懐かしさを感じた。これが最も古いキリスト教だという
ことが直感で分かった。伝統の教会というものを肌で感じた。理屈ではない。
言葉も分からない。でも肌で感じた。』（都島教会ブログより）
帰正するかどうかは、ご本人もかなり悩まれたそうですが
（もうこの時、結婚されていて夫婦で大阪の開拓教会の伝道を任されていた）
いまいちど教団内に留まって、プロテスタントの中の「正教会」として
新たに開拓教会を立ち上げることを選ばれたそうです。
ここまで来るのに７年間も祈られて貧しさと苦しみの中から出した信仰の結論が
正教の奉神礼であったそうです。
最初の頃は、信徒は誰も居なかったそうですが、
噂を聞きつけ、いつしか聖堂には人が溢れるばかりに集まったそうです。
使徒継承という点では、本来の正教会とは異なりますが、
またプロテスタントという別の羊の囲いのなかで
宣教のために、頑張ってほしいですね。