11/01/13 13:29:12
>>430
今ダージリンの茶園は100以上あって、その半数が毎週オークションに
茶葉を出している。ある茶園の同じ等級の茶葉が週が変わっただけで
落札価格が10倍違うなんてこともザラにある。農作物は気候により
作柄が大きく違ってくるから、バイヤーのテイスティングも重要になる。
基本的に高級茶葉はヨーロッパのバイヤーが落とすので中々最上の茶葉は
日本には入ってこないが、少量は良い物が毎年入る。
一般的にキャッスルトンは有名な茶園だが、2000年以降あそこの茶園は
土地が痩せて茶葉の品質が落ちている。その後オーナーが変わってから
持ち直してきているが、ここ数年、最も良い茶を産出しているのは
次の茶園。
・リシュハット
・セリンボン
・ナムリン(ナンワリング)
・チャモン
・マカイバリ
まあ、パタボンとかサングマは上の茶園に比べてすこし劣るが十分飲める。
あと茶の等級は絶対的な基準が無いから、これにごまかされないように。
現地オークションではTGFOP1までしかグレーディングは無い。
FTGFOPとかいう等級は業者が勝手に付けた物。