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世界基督教統一神霊協会(統一教会)側から脅されて多額の献金をさせられたとして、
東京都内に住む元信者の女性(72)が統一教会と信者らに計約2億2千万円の賠償を
求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。中村也寸志裁判長は一部の献金の
違法性を認め、計約9500万円の支払いを統一教会側に命じた。
判決によると、原告の女性は1989年、都内の路上で統一教会の信者に勧誘され、
献金を続けた。判決は、「献金しなければ先祖の悪い因縁を解消できない」と不安をあおり、
90~91年に自宅マンションの売却代金などを献金させた分は違法だと結論づけた。統一
教会は「(判決結果は)遺憾。判決文をよく読んで対応を検討したい」とのコメントを出した。
asahi.com 2009年12月24日22時53分
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