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ソフトバンク、次世代PHSでXGP技術を放棄 中国方式に切り替えへ
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<日経>◇ソフトバンク、PHS通信に中国方式 世界最大手と組む
携帯電話の世界最大手、中国移動通信集団(チャイナモバイル)が普及を進める通信方式を、ソフトバンクが次世代の
PHSサービスで導入することが26日、明らかになった。機器や基地局の調達コスト軽減で端末や通信料金の引き下げに
つながるとともに、日本と中国の契約者は1つの端末を両国で使えるようになる。勢力を拡大する中国方式が初めて日本に入ることで、
国内に閉じてきた携帯関連市場は国際競争の波にさらされる。
ソフトバンクは会社更生手続きを進めているPHS大手ウィルコムを支援中。今夏にも同社から引き継ぐ次世代PHSの通信規格で、
中国移動の方式を導入する。
次世代PHS規格で端末を開発するメーカーは京セラなど一部に限られ、商用サービスを展開するのもウィルコムだけ。
基地局や端末の調達コストが高く付いていた。
中国移動が2011年以降に導入する次世代通信方式は携帯電話の規格だが、ウィルコムの次世代PHS規格と要素技術が同じで、
規格の改良を通じて共通化できる。ソフトバンクは免許条件に抵触しないように総務省などと調整して進める。
中国移動は加入者が5億人を超す携帯サービスの世界最大手。ソフトバンクは中国移動向けに開発された端末や基地局などを
大幅な手直しなしに利用することで投資負担を抑えられる。通信をつながりやすくする対応にも資金を充てられる。
エリクソン(スウェーデン)など世界の通信機器大手も中国市場を狙い、中国移動の次世代方式に対応した基地局や端末を開発中。
これが進めば、ウィルコムの契約者は端末や通信料金の低廉化がさらに期待できる。ウィルコムと中国移動の契約者は同じ端末のまま
中国と日本でデータ通信を利用できるようになる。
ウィルコムは日本でデータ通信を開拓してきたが、音声でも携帯電話に対抗したため、経営が悪化。NTTドコモやイー・モバイルも
データ通信で存在感を高めている。
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