10/10/10 12:24:34 Bf5Xjjtb0
子会社化記念に有難い暇?人教祖様の説法ですwwww
某紙で、某社が某社の支援に名乗りを上げた、なんて報道されました。
一応、説明をしておきますと、某W社は、借入金の返済原資に行き詰まり、事業再生ADRを申請しました。
ただ、この事業再生ADRの前提は、借入金返済の先送りです。
というのも、W社は、キャッシュフローも純利益もプラスという会社であるため、事業リストラを含む構造改革と
債権放棄を引き換えにするようなタフな交渉は必要ないのです。
現時点で、債務返済期間さえ延長できれば、ほとんど問題ない財務状況なのです。
ところが、そこに、某S社が、支援に名乗りを上げた、という報道がなされます。この時点で意味が不明。
そもそも外部からの支援と引き換えに債権棒引きをするような交渉をしていないのです。
外部からの支援ということは、その支援会社が債務を代理で引き受けるということ。今一括で引き受けて弁済するから
一部債権を放棄してね、というような交渉を行う場合に、この外部からの支援という交渉が意味を成します。
しかし、W社の交渉内容は、あくまで期間を延長しての全額弁済。
しかし、たとえば、債権者たち、特に既に延長に合意しているような債権者の一部は、こう考えるかもしれません。
「返済が3年延びるより、今すぐに8割でも返してもらえたほうがいいかもしれない」
そうなると、せっかく現行の事業再生ADRの枠組みで合意が取れそうだったこの債権者は、一転、合意を翻し、
返済延長に反対するようになるわけです。
わかりますか?そう、これは、明らかに事業再生ADR手続きに対する妨害行為。
これはさすがにまずい気がします。特に、同一の業種に当たるS社がこういった報道の主役であるということは、
公正取引上もまずいことです。事業再生ADRの根拠法である産業活力云々特措法でも、
同一業種の企業が再生手続きに関わろうとする場合は公正取引委員会での審議を経る必要があるとさえ書かれている、
同業による支援表明。それを、同特措法に抵触しないように外野から報道経由で。
どう見ても、現状の交渉に対する妨害行為。
これで現在の交渉がご破算になったところを安く買い叩く、という魂胆が透けて見えます。
相変わらずやることが汚いですね、ソ○トバンク。おっと危ない、一応伏字で(笑)。