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知らぬ間に長女が携帯上限額変更 「ドコモ の説明不足」 母親が慰謝料求め提訴 札幌
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契約時の説明不足が原因で高校生の長女が携帯電話を高額利用し、精神的苦痛を負ったとして、函館市の四十代の女性が十二日、NTTドコモ北海道に慰謝料など百二十万円を求めた訴訟を札幌地裁に起こした。
訴えによると、長女は二○○四年三月に渡島管内上磯町=現北斗市=の販売店で携帯電話を契約。
この際、女性は長女が携帯電話を使いすぎないような契約内容を希望し、店員は設定した上限額を超えると携帯電話が使えなくなる「リミットプラス」という料金設定を提示。
これを受け長女は月額の上限額を五千円にし、契約した。
だが、この契約は利用者が上限額を変更できる仕組みになっており、店側はその点を女性に十分に説明しなかったという。
長女は女性が知らない間に上限額を上げ、その結果、七月から十月まで四カ月間の利用料は計約二十万円に達した。
長女は料金を滞納し、ドコモ側は支払いを求める訴訟を札幌地裁に起こし係争中だ。
女性の弁護団は「ドコモは説明不足という自らの問題点を伏せたまま消費者に高額の支払いを強要しており、見過ごせない」と話している。
弁護団によると、携帯電話料金の上限設定をめぐる高額請求の苦情例はほかにもあるというが、泣き寝入りする人が多いとみられ、訴訟になったのは全国的にも珍しいという。
訴えに対しドコモ側は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。