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P.175
(1)ダクトの位置による差
ダクト長を同じにして、
ダクトとスピーカ・ユニットとの距離を変えて測定したのが第11図です。
この、ダクトの位置による差は、かなり大きく、
ダクトとユニットの距離が大きい場合は、
良く伸びた低音が得られてるに対し、
ダクトとユニットが近い場合は、
低音が空振りしてるような感じになって、
好ましくないです。
第11図では音圧特性上の差が余り無いようですが、
インピーダンス特性にはこの差が明確に現れてます。
(2)ダクト長による差
第12図はダクト長を9cmと12cmにして測定した結果で、
音圧、インピーダンス共によく差が出ています。
これは、ごく当然の結果でしょう。
(以上は、先月号のFLAT-8IIバスレフ・システムで測定)
SPチューニング用オシレータの製作と応用
近藤光
スピーカシステム製作集
ラジオ技術社編