10/11/01 21:35:33 bFf+ePzB
>>969
Dシリーズの頃は800D, 801D 共に低域に問題点があった。
801D はローエンドまで十分伸びて、量感もタップリ。
一方38cmウーハーと15cm ミッドを350Hzでクロスするのはさすがに厳しく、
低弦やトロンボーンの響きが時に濁る。
800D の低域は解像度・ミッドとのつながりは抜群。
一方38cmウーファーのドライバーを25cmに流用しているため、振動版の面積がほとんどなく、
ストロークが十分取れないため、どうしても量感が不足する。
自分はクラシックしか聴かないので、低域の量感は最優先事項。従って800Dではなく801Dを購入した。
今回、801に見切りをつけることで、800 Diamond の低域ドライバーは25cm専用の設計となった。
磁気回路にも相当の改良が加えられており、801Dと同等の低域の量感・ローエンドの伸びと、
ミッドとの完璧なつながりを両立することが可能となった。
ツィーターの指向特性も格段に改良されており、部屋全体に高弦の合奏が拡散する。
自分にとっては理想のスピーカー。来年の春には801Dに替わってリスニングルームにやってくるだろう。とても楽しみだ。