11/09/21 11:44:28.97 6we8N7wV
たとえば100人が一カ所に集まってやるんじゃなくて、
一人一人、自分が一番良く聞き分けられると考える装置や部屋などを決めて、そこでブラインドをする。
その人にとって聞き分けやすい楽器や声、演奏があるだろうから音源も好きなものを使っていいことにする。
また、何度もやり直して一番いい結果を出せばいいことにする(訓練によって判別能力も変わる)。
これでテストして99人まで結果が良くなかったとしても残りの1人がいい結果だったらそれで充分信頼性がある。
ABXテストとはそういうもの。もし100人でいい結果が出なかったら1000人に増やしてまたやればいい。
要するに誰か一人でも確実に聞き分けられる人がいることが証明されればそれでいい。
簡単に言えば、性能の悪い測定器をたくさん取り替えて測っても違いが出ないから差はないと思っていたのが
後から性能のいい測定器が見つかって、それで測ってみたら差が出て結果がひっくり返るようなもん。