06/07/09 21:59:34 LUUHzh+x
【第1弾】
URLリンク(choco.2ch.net)
偶然、上記の様な4年前の過去スレを発見。
読んでみたのだが…結構面白かった^^
NS-10Mは、低域を除きフラットな特性で、良くも悪くも味の無い「平坦」な音。
10Mに良い音を求めるのは違う気がする。
かなり昔、予算の無い深夜音楽番組の為、最終ミックスまで映像編集スタジオ内で処理した事があったが、
この時は、ラージがJBL、スモールがオーラトーン5Cであった。
で、整音&ミックスを、オーラトーン5Cで全て行った。
理由は、一般家庭のTVが、そういうサイズのスピーカーだったから(藁)。
5Cは、非常にどうしようも無い程ヒドイ音だったが、
だからこそ、放送オンエアーでは、非常にバランス良い音で仕上がってものであり、
音仕上げには非常に重要なスピーカーだった。
レコーディングで10Mが使われていたのは、そういう時代背景の元、
一般家庭でのリスニング基準を定めるのに、色づけも無いので都合が良かった…
って理由もあると思いますね。
仕上げでイイ音が鳴り過ぎてたら困るワケです(藁)。
「スタジオで、あんなにイイ音してたのに、自宅で聞いたらショボイぞ!」
そういうクレームつける客(ディレクター&ミュージシャン)も多い事でしょうし…w
そういった意味で、NS-10Mは非常に素晴らしいモニターでした。
スタジオで使われるには、それなりの理由があります。
「スタジオで使われてるから"良いモノ"」とも限りませんね。
NS-40Mは、10Mと違って、結構"奥行き"のある音が出ます。
家庭で聞くのであれば、味の無い10Mの平坦な音より、
オーディオ向けスピーカーの方が楽しく音楽を聞けると思いますよ。