09/07/16 18:46:52
女性の平均寿命は86・05歳、男性は79・29歳
日本人の2008年の平均寿命は女性が86・05歳、男性79・29歳で、いずれも3年続けて過去最高を更新したことが16日、厚生労働省が公表した「簡易生命表」で分かった。
女性は24年連続で長寿世界一となり、男性は前年の3位から4位に順位が下がった。
07年に比べ男性が0・10歳、女性が0・06歳延びた。
厚労省は、平均寿命が延びた理由について
「医療水準の向上などにより、3大死因とされるがん、心臓病、脳卒中の死亡率が下がったことが大きな要因。交通事故の死者数が減ったことも影響した」と分析している。
平均寿命の男女差は、6・76歳。
国際比較では、女性の2位は香港で85・5歳、3位がフランスで84・3歳。
男性の1位はアイスランドで79・6歳、2位は香港とスイス(07年)がともに79・4歳で並んだ。
08年生まれの赤ちゃんが何歳まで生きるかの試算では、75歳まで生きる人の割合は、女性が86・0%、男性は71・2%。90歳までは女性44・8%、男性21・1%だった。
また将来死亡する原因として最も可能性が高いのは男女ともがんで、それぞれ29・98%と20・49%だった。
3大死因による将来の死亡確率は男性55・14%、女性が52・36%となっている。
3大死因が克服されれば平均寿命は男性で8・10歳、女性で7・00歳延びるとみられるという。