11/09/03 23:55:54.03 kqq++p/60
江戸の俳句や川柳、随筆なんかを見れば江戸時代からすでに幽霊は胡散臭く思われていた
ようだけどね。「幽霊の正体みたり枯れ尾花」は有名だけど「幽霊は皆俗名であらわれる」とか。
江戸の幽霊というのは、ネタの人が言っているように生前の素性が明らかなものが中心。
そうでなければ怪異や妖怪と呼ばれた。
これは生前の恨みつらみなどの因縁が幽霊となるための前提として必須だったからじゃないかな。
狐狸に化かされる話や妖怪話は信じる人もいなくなったけど、幽霊の話はそう簡単にはすたれない
んじゃないかと思う。死後の世界や魂を信じている人は多いからね。