11/08/02 18:50:49.62 wp4y1JWZ0
>>68
茫漠としてますが、意識の改革は「段階を超えた成果」と看做せると思います。
311以降、多寡こそあれ一般の方々は一様に以前の生活様式からの決別を迫られる
事になっています。原子力災害によって節電対策に迫られ、多発する地震によって
ライフラインや備蓄、防災意識の見直しを迫られています。
311以前の暮らしぶりに比べ、窮屈で不便な状態が続き、それが常態化しはじめて
います。環境の変化に伴って、今まで当たり前のように存在していたものへの
有難味が増してきます。それは「大規模な地震によってライフラインが寸断される」
という危機意識の上に成り立っている、一つの意識変化です
便利に慣れていた時代におざなりにされていた「人とものとのつながり」が、
不便に身を置くことで深く認識し始める、これも好材料でしょうね
なくしても気にならないし、なくなれば100均で手軽に調達できる、そんな環境が
人間の意識から「愛着」という言葉を奪いました
今後人間は「不便さ」を手に入れることで、過去に失った素晴らしい見地と意識
を見直していくのかもしれません